おかえりなさい_少年たちよとは? わかりやすく解説

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おかえりなさい 少年たちよ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 06:17 UTC 版)

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おかえりなさい 少年たちよ

町歌の対象
身延町

作詞 覚和歌子
作曲 丸尾めぐみ
採用時期 2019年8月13日
言語 日本語
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おかえりなさい 少年たちよ」(おかえりなさい しょうねんたちよ)は、日本山梨県南巨摩郡身延町が制定した町歌である。作詞・覚和歌子、作曲・丸尾めぐみ。

解説

身延町は1931年昭和16年)に単独で町制を施行して以来、1955年(昭和30年)に下山村豊岡村および西八代郡大河内村の3村と、2004年平成16年)に中富町および西八代郡下部町といずれも新設合併しており、現在の町は法人格としては3代目となる。

旧3町の町民歌

2代目身延町および中富町、下部町はそれぞれ下記の町民歌を制定していた。

下部町・中富町・身延町合併協議会では慣行の取り扱いについて「町章、町民憲章、町の花、町の木、町の鳥、町の魚、町の昆虫は、新町において調整するものとする」とされ[4]、町歌については取り扱いの確認対象に含まれず中富・下部の両町民歌を「地域の歌」として継承する旨も取り決められなかったため、3曲とも新設合併による3代目身延町の発足と同時に失効扱いとなり廃止された。

新町歌の制定

映像外部リンク
おかえりなさい少年たちよ 佐々木恵梨〜山梨県身延町〜 - YouTube(身延町企画政策課)

合併協定においては新町歌の制定に関する取り決めが旧3町の間で一切行われなかったため、新町の発足後は町歌を持たない状態が10年余り続いたが2017年(平成29年)8月29日に開催された望月幹也町長と町内の小・中学生の懇談会において「みんなで歌える町の歌をつくって欲しい」と提案されたことを発端として、町役場で新たな町歌の制定が検討されるようになった。

旧3町の町民歌はいずれも歌詞を一般公募したものであったが、新町歌の作成に当たっては町役場に設置された検討委員会が専業の作詞家と協議する形を採り、町名の「身延」を始めとした特定の地名を歌詞に含めていない点は町内を流れる富士川日蓮の事績、久遠寺枝垂れ桜を取り上げた旧町民歌とは対照的であるが、これは町側から作詞者に対して「町外の人でも親しみやすい歌にするため」歌詞中に固有名詞を用いないことを要請したことによるものである[5]

創唱者には身延町を舞台のモデルとしたテレビアニメゆるキャン△』のエンディング曲「ふゆびより」「はるのとなり」を歌唱した佐々木恵梨が指名され[6]2019年令和元年)8月13日付で制定告示が行われる。佐々木は合併15周年記念コンサートで新町歌を歌唱したのち、観光大使に就任した[7][注 1]。町のYouTubeチャンネルでは、2024年3月時点でMVの再生回数が約6万5000回を記録した[5]

身延町役場ではMAGES.の委託生産によるCDを限定販売しており、転入者に対しては無償で寄贈される[5]

参考文献

  • 身延の町誌(身延町役場)
    • 中富町誌編纂委員会 編『中富町誌』(中富町役場、1971年)NCID BN13889188
    • 下部町役場 編『下部町のあゆみ 昭和31年〜平成16年』(2004年) NCID BA72545714
    • 身延町誌資料編編さん委員会 編『身延町誌』(身延町役場、本編:1970年/資料編:1996年) NCID BN12896836

脚注

注釈

  1. ^ その後、2023年6月19日のツイートにおいて九州への転居で従事が困難になったことを理由に観光大使を辞任したことを公表している。eri_latticeの2023年6月19日のツイート2024年1月2日閲覧。

出典

関連項目

外部リンク




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