うえ‐さま〔うへ‐〕【上様】
うえさま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/02 09:43 UTC 版)
「うえさま」と読み、貴人に対する尊称である。 古くは主に天皇を意味したが、室町時代には大名に使われるようになり、江戸時代には征夷大将軍(将軍)のことになった。 慶応3年12月9日(1868年1月3日)の王政復古の大号令により最後の将軍徳川慶喜の辞職が認められた翌日の慶応3年12月10日(1868年1月4日)、慶喜は自らの地位を「上様」と宣言した。これは、将軍と幕府がなくなっても引き続き日本を統治するという意志を示したとされる。 また、『暴れん坊将軍』で八代将軍徳川吉宗を演じた松平健は「上様」の愛称で親しまれている。
※この「うえさま」の解説は、「上様」の解説の一部です。
「うえさま」を含む「上様」の記事については、「上様」の概要を参照ください。
- うえさまのページへのリンク