いけ‐ず

デジタル大辞泉

いけ‐ず

［名・形動］

１ （関西地方で）意地が悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「—なことばかり言う」

２ 《近世上方語》悪人。ならず者。

「今も今とて—たちがわっぱさっぱ」〈浄・浪花鑑〉

日本語活用形辞書

行けず、活けず、埋けず、生けず

読み方：いけず

カ行下一段活用の動詞「行ける」「活ける」「埋ける」「生ける」の未然形である「行け」「活け」「埋け」「生け」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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文語活用形辞書

活けず、生けず

読み方：いけず

カ行下二段活用の動詞「活く」「生く」の未然形「活け」「生け」に、打消の助動詞「ず」が付いた形。
「活く」「生く」の口語形としては、カ行下一段活用の動詞「活ける」「生ける」が対応する。

口語形

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京ことば

いけず

京ことば	意味
いけず	いじわる〔人を指して言う〕　*同意語→こんじょわる

大阪弁

いけず

大阪弁	訳語	解説
いけず	いじわる 真坏、心眼坏、心术不正	行けず。「行かず」から。意地の悪い様。にくたらしい様。また、その人。意地悪の度も様々で、そんないけずな人とは思わなんだ、と言われれば本気で嫌われているが、恋人相手にからかったときに言われる、もういけずやねんから、は好かれていることを、「いけず」の連発は甘えで、嫌い嫌いも好きのうちを表す。他人を困らせるような笑って許せない意地悪は「いけず」とは言わない。

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「 いけず」の例文・使い方・用例・文例

• (仲間についていけず)脱落する