ありがたみわかり機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 10:05 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (あな-あん)」の記事における「ありがたみわかり機」の解説
ありがたみわかり機(ありがたみわかりき)は、「ありがたみわかり機」(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。 食事を平気で残すのび太に、食べ物のありがたみを理解させるためにドラえもんが出した道具。手のひらにのるくらいの小さな機械で、赤いボタンと白いボタンがある。特定の物の名前を言いながら赤いボタンを押すと、ボタンを押した人間とその物との接触が完全に失われる。故に「無くなって初めてその物のありがたみがわかる」という仕組みになっている。たとえば「空気」と言いながら赤いボタンを押すと、ボタンを押した人間の周りの空気がなくなり、その人間は窒息状態になってしまう。また、「食べ物」と言いながら赤いボタンを押すと、ボタンを押した人間は絶対に食べ物を口にすることができなくなる。これらの状態を元に戻すには白いボタンを押せばよい。 玉子の口うるささに嫌気がさしたのび太は、ストーリーの最後で「ママのありがたみを知りたい」と言いながら赤いボタンを押し、しばらく玉子を留守にさせることに成功した。その機転の利きようにはドラえもんも呆れていた。
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