あおばアルコールとは? わかりやすく解説

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青葉アルコール

読み方:あおばアルコール
別名:リーフアルコールシス-3-ヘキセノール
英語:leaf alcohol、cis-3-Hexenol

ヘキセノールを基とする香り成分。爽やかさや力強さ感じさせる新緑香気、あるいは青臭さ、の元となる。

青葉アルコールの成分植物のなどに含まれており、組織破壊される放出され揮発する。これによって、たとえば草刈り後などには周辺青々し匂い青草臭)が漂う。

青葉アルコールは1930年代日本人により発見された。現在では香料用途工業生産もされている。異性体中にはよりフルーティ香りもある。

近年の研究では、青葉アルコールが植物の病虫害からの防御役目持っていることが明らかになりつつある。2014年4月には、食害されたトマトから放出された青葉アルコールが周囲他の物質変じ生存率低下させる特殊な物質生成しているという研究結果米国電子アカデミー紀要掲載された。

関連サイト
青葉アルコール - 京都帝國大墨農學部農産製造學研究室
Intake and transformation to a glycoside of (Z)-3-hexenol from infested neighbors reveals a mode of plant odor reception and defense - PNAS, Proceedings of the National Academy of Sciences
植物の香りに学ぶ生態系制御 - 積水化学工業




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