『竜馬がゆく』糾弾事件とは? わかりやすく解説

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『竜馬がゆく』糾弾事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 01:46 UTC 版)

司馬遼太郎」の記事における「『竜馬がゆく』糾弾事件」の解説

代表作竜馬がゆく』で坂本龍馬による罵倒語として数ヶ所「ちょうりんぼう(馬鹿め)!」との表現用いた。この記述1983年9月16日京都新聞夕刊広告欄における伏見銘酒会の「銘柄クイズ」に引用されたのを機に問題視され司馬部落解放同盟から糾弾受けた。このとき、司馬だけではなく京都新聞KBS京都放送コピー下請け制作依頼した電通京都支局さらには電通本社までが突き上げ受けている。 司馬対す糾弾会は、1983年12月12日京都部落解放センター開かれた司馬は「知らなかった自分恥ずかしい」と釈明し、「土佐弁では『ちょうりんぼう』は単なる罵倒になっている思っていた。被差別者が『長吏』と呼ばれていたことは古くから知っていた。日本語考え続けているつもりながら、長吏とちょうりんぼうつながっていることに気付かなかったことは、限りなく恥ずかしい」と述べた。 この事件の後問題箇所は「ばかめ!」と改められ刊行続いている。

※この「『竜馬がゆく』糾弾事件」の解説は、「司馬遼太郎」の解説の一部です。
「『竜馬がゆく』糾弾事件」を含む「司馬遼太郎」の記事については、「司馬遼太郎」の概要を参照ください。

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