『朝日新聞』誤報問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:06 UTC 版)
2003年10月9日、参議院「国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会」の審議中、日本道路公団総裁藤井治芳の更迭問題が取り上げられた。参議院議員齋藤勁が『朝日新聞』の報道を基に、10月5日に民主党と自由党との合併大会が開催されるから、あえて大会当日を選んで藤井の総裁更迭を実施したのではないか、と問題提起した。齋藤は内閣総理大臣の小泉純一郎や内閣官房長官の福田を追及したが、小泉や福田らに否定された。齋藤は『朝日新聞』の記事に基づき「天下の報道、報道って、新聞ですよ」 と主張したが、福田は「そう書いてあるから信じようというのは、それはお金払って新聞買っているわけですから、それはお気持ちはよく分かりますけれども、やっぱりよくそこの辺は吟味する必要もある」 と指摘した上で、「福田官房長官がこう言っただとか、そういうことでうそが随分たくさんある」 と『朝日新聞』の報道姿勢を批判した。
※この「『朝日新聞』誤報問題」の解説は、「福田康夫」の解説の一部です。
「『朝日新聞』誤報問題」を含む「福田康夫」の記事については、「福田康夫」の概要を参照ください。
- 『朝日新聞』誤報問題のページへのリンク