『最後の小料理屋』の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:14 UTC 版)
「最後のレストラン」の記事における「『最後の小料理屋』の登場人物」の解説
成 雪(なり ゆき) 小料理屋「まほろば」で働いている園場 凌の従兄妹で、眼鏡とおさげ髪、アホ毛に頭の両側につけた蝶の髪飾りが主な特徴。自己陶酔および自己憐憫が激しく、寄ってくる男はダメ男ばかりという「ダメ男を呼びよせる」女。 美人だが常に自らの不幸を嘆き、それを他者に責任転嫁し、何かにつけて自殺をほのめかしながらも結局は自身の命を惜しむという、園場に負けず劣らずのダメ人間である。 店にやって来るダメ男(臨終間際の有名人)に心惹かれるも、意外と男の選り好みが激しく、最終的に塩をまいて追っ払うのが常である。 笹谷 きん(ささや きん) 小料理屋「まほろば」の女将。分厚い唇と極端につぶらな瞳、モジャモジャヘアが特徴。雪のネガティブな言動に日々ツッコみ、直接的な被害(詐欺被害にあった雪に店の金を一度ならず着服されている)すら被りつつも雇い続ける懐の深い中年女性。物知りで、突然やって来る客(臨終間際の有名人)の好物や逸話やよく知っている。ヘブンズドアでは客の対価は忘れ物として保管されているが、まほろばでは雪には内緒で売却している。 鷺谷 空(さぎや そら) 雪の友人。雪にマルチ商法や和牛商法を持ちかける。 本編にも登場し、中小企業診断士を名乗って園場にクーポン企業への加盟を持ち掛けた他、たびたび来店していた若きころの豊臣秀吉をヘブンズドアのオーナーと勘違いして、セミナー商法的なアドバイスを行っている。
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