『修業立志編』との関係とは? わかりやすく解説

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『修業立志編』との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 01:35 UTC 版)

時事新報論集」の記事における「『修業立志編』との関係」の解説

修業立志編』は1898年明治31年)に発行され福澤署名著作で、『時事新報』に掲載され福澤社説演説エッセイ集めたのである。石河の大正版『福澤全集』「端書」によると、『時事新報』に掲載され福澤論説はすべて「時事論集中に収録されているので、『修業立志編自体単独著作としては大正全集収録されていないとされている。編纂者の石河は「慶応義塾編纂の『修業立志論(ママ)』に載て居る文章は、本集『時事論集』中の各篇に分載せるを以て別に一冊として収録せず」と記している。 現行版福澤諭吉全集』においても同様に時事新報』に掲載され論説はすべて「時事新報論集」に収録されているので、『修業立志編』は単独著作としては収録されていない編纂者は『修業立志編』と「時事新報論集」との関係について次のように記している。 管が「時事新報」の社説などを取集めて「修業立志編」と題して編纂し福澤著書として出版したときのもの。この編纂物大部分福澤の筆に成つた社説であるが、中に二、三福澤以外の人の執筆したものも混つてをり、且つ福澤執筆社説はすべて「時事論集ママ)」中に採録してあるので、本全集では「修業立志編」は單行本の形では採録しなかつた。 — 現行版福澤諭吉全集第18巻822頁 これらの注記記され編集方針実際に異なり、『修業立志編』に収録された全42編の中で、9編が大正昭和全集にも現行版福澤諭吉全集』にも未収録である。すなわち、これらの9編は福澤署名がある『修業立志編』に収録されたにもかかわらず今まで発行されたどの福澤全集にも未収録となっている。

※この「『修業立志編』との関係」の解説は、「時事新報論集」の解説の一部です。
「『修業立志編』との関係」を含む「時事新報論集」の記事については、「時事新報論集」の概要を参照ください。

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