『中朝事実』の内容とは? わかりやすく解説

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『中朝事実』の内容

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 17:16 UTC 版)

中朝事実」の記事における「『中朝事実』の内容」の解説

中国中朝中華自称しているが、日本こそが中朝中華)であるというのが、この書の主張である。当時日本では儒学流行し中国の物は何でも優れ日本の物は劣る、という中国かぶれの風潮があった。また、儒教的世界観では、中国帝国周辺野蛮人の国よりも勢力強く倫理的に優れるという中華思想根本にあった素行はこの書で、この中思想反論した当時中国漢民族明朝に代わって万里の長城の北の野蛮人満州族による征服王朝清朝となっていた。また歴史を見ると、中国では易姓革命王朝何度も替わって家臣君主弑することが何回行われている。中国では君臣の義守られてもいないのに対して日本は、外国支配されたことがなく、万世一系天皇支配して君臣の義守られているとした。

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