『ヨハネの手紙三』での言及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/22 08:13 UTC 版)
「ガイオ」の記事における「『ヨハネの手紙三』での言及」の解説
長老のわたしから、真実に愛している親愛なるガイオへ。 — 『ヨハネの手紙三』1節、口語訳聖書 (Wikisource) 『ヨハネの手紙三』は短い文書であるが、「長老」と名乗る著者がガイオに宛てた個人的な手紙である。このガイオは巡回伝道者を受け入れ、世話をしていた人物らしいことが本文から読み取れるが、それ以上の詳しい情報は直接的には書かれていない。前述のように、パウロと関わりのあったガイオとの同一性を想定する意見もあるが、むしろ、それらと結びつける客観的根拠が何もなく、別人であると断言している文献もある。また、同一人物かどうか不明とする文献もある。 古い伝承にはガイオが使徒のヨハネからペルガモの司教に任ぜられたとするものがあるが、史実性は不明である。
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