『ヨハネの手紙二』との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 01:53 UTC 版)
「ディオトレフェス」の記事における「『ヨハネの手紙二』との関連」の解説
『ヨハネの手紙二』の著者も「長老」と名乗っており、どちらの「長老」も同じ人物と見なされることが多い。それに対して、田川建三は原文のギリシア語能力の差が歴然であって、別人なのは明らかとし、『ヨハネの手紙二』を書いた「長老」こそがディオトレフェス(または彼に近い、立場を同じくする人物)であろうと推測した。田川は『ヨハネの手紙二』に見られる以下のようなくだりは、ディオトレフェスの態度と一致するとしている。 この教を持たずにあなたがたのところに来る者があれば、その人を家に入れることも、あいさつすることもしてはいけない。 — ヨハネの手紙二』10節、口語訳聖書
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