『シン・ウルトラマン』に登場するゼットン
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「ゼットン」の記事における「『シン・ウルトラマン』に登場するゼットン」の解説
映画『シン・ウルトラマン』に登場。 本作品では生命体ではなくゾーフィが用意した生物兵器という設定。宇宙にとって害であると判断された惑星を破壊するための天体制圧用最終兵器であり、1テラケルビン(1兆度)の熱球を発射して対象惑星を恒星系ごと滅却する。作中では明言されていないが、設定では過去にも何度か使用されている。 ウルトラマンが光の星で禁じられていた人類との融合を果たしたことにより、マルチバースの全知的生命体に地球人類が生物兵器への転用が可能であることを知れ渡らせたとして、地球を今のうちに廃棄処分するために衛星軌道上に配備された。生成途中でウルトラマンと交戦し、電磁光波防壁でその攻撃を阻むと、反撃してウルトラマンを大気圏に落下させる。 しかし、ウルトラマンからベーターシステムの基礎原理のデータを託された禍特対の滝明久によって攻略法が編み出され、熱球の発射直前にウルトラマンがベーターカプセルを点火したことで生じたプランクブレーン (Planckbrane) へのゲートに押し込まれ、消滅した。 ゾーフィに操られるという設定は、『ウルトラマン』の本放送当時における雑誌の記述が基となっている。 原典のラインを踏襲しつつ、成田亨が影響を受けたロシア構成主義のラインが取り入れられた。
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