『ギリシア詞華集』とは? わかりやすく解説

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『ギリシア詞華集』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 18:32 UTC 版)

ギリシア詞華集」の記事における「『ギリシア詞華集』」の解説

1754年ドイツ古典学者ライスケ(英語版)が、この『パラティン詞華集』全15巻校訂する同時に、『プラヌデス詞華集』の追加詩を第16巻として増補し、『ギリシア詞華集』(羅: Anthologiae Graecae a Constantino Cephala conditae libri tres つまり Anthologia Graeca) と題して刊本出した。これにより『プラヌデス詞華集』は用済みとなった1794年から1814年ドイツ古典学者ヤコプス(英語版)が、この『ギリシア詞華集』に更に注釈加えた版を刊行した1864年から1890年には、ドイツ古典学者デュブナー(英語版)が、ラテン語訳付した版を刊行した以後、このヤコプス版とデュブナー版に基づいてロウブ版やビュデ英語版)版など諸言語翻訳出た。これらの他にも多くの版が出たしかしながらそれぞれに校訂解釈の差が大きい。 18世紀以降受容者としては、トマス・グレイサミュエル・ジョンソンサント・ブーヴピエール・ルイスプーシキン、バーチュシュコフ(英語版)らが挙げられるラフカディオ・ハーン小泉八雲)も英訳仏訳通じて受容していた。 日本語では、名訳評される呉茂一抄訳1938年からある。2010年代には沓掛良彦全訳成し遂げた

※この「『ギリシア詞華集』」の解説は、「ギリシア詞華集」の解説の一部です。
「『ギリシア詞華集』」を含む「ギリシア詞華集」の記事については、「ギリシア詞華集」の概要を参照ください。

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