『ぼくたちは六歳』
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「ぼくたちがとてもちいさかったころ」の記事における「『ぼくたちは六歳』」の解説
『クマのプーさん』刊行後の1927年に、ミルンの第二童謡集『ぼくたちは六歳』が刊行された。6歳に成長したクリストファーのために作られた童謡35篇を集めたもので、この本では前年の『プーさん』の人気にあやかり、いくつかの詩に「プー」が登場するほか、シェパードの挿絵の中でも「プー」とその仲間たちが随所に顔を見せている。序文の中では、プーが友達のピグレットを探しているうちに、自分の本とは別のこの本に迷い込んでしまったという説明が、プーからの言葉として記されている。献辞はクリストファー・ミルンの幼馴染で、当時7歳のアン・ダーリントン(演劇批評家W.A.ダーリントンの娘)に宛てて書かれている。のちには『クリストファー・ロビンの世界』(The World Of Christopher Robin)のタイトルで、『ぼくたちがとてもちいさかったころ』との合本も刊行された。
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