『ぼくのエリ 200歳の少女』の英語版字幕に関する問題
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「マグノリア・ピクチャーズ」の記事における「『ぼくのエリ 200歳の少女』の英語版字幕に関する問題」の解説
2009年3月、マグノリア・ピクチャーズが『ぼくのエリ 200歳の少女』のDVDとBlu-Rayを北米で発売した際、北米版では原語版音声と英語吹き替え版が収録されていた一方、ヨーロッパ版は原語版と英語による解説が収録されていただけだった。『Icons of Fright』は、北米版が劇場版とは異なる字幕を使用していたことを報じた。出所のはっきりしていないこの字幕は、会話の簡略化や誤訳が数多く見受けられ、ファンは不満を募らせた。DVD視聴者からの苦情を受け、マグノリア・ピクチャーズは、劇場版に手を加えた改良版を出すが、現在出回っているディスクとの交換をするわけではないと発表した。2009年11月現在、DVDには劇場版字幕が収録されているが、Blu-Ray版ではそのようなことがない。この映画を監督したトーマス・アルフレッドソンは、この字幕問題に関して失望しており、問題の字幕をひどい字幕("turkey translation")と評した上、「もしこれを見たら、あまりの質の低さにみんな苛立つだろう」 と話した。 なお、イギリス版には、きちんと劇場版字幕が収録されている。
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