「表富士」と「裏富士」とは? わかりやすく解説

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「表富士」と「裏富士」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:44 UTC 版)

「富士山」記事における「「表富士」と「裏富士」」の解説

現在も富士山山小屋登山道道標として「表口」や「裏口」という表現がみられ、一般的に静岡県から見た富士山表富士山梨県からの姿を裏富士として認知されているが、これには歴史的背景がある。延宝8年1680年)に作成された『八葉九尊図』では既に「するが口表」という表記がある。他に『甲斐国志』巻35ではこのような記述がある。 登山路ハ北ハ吉田口、南ハ須走口・村山口大宮口ノ四道ナリ、(中略南面ヲ表トシ北面ヲ裏トスレドモ、… — 『甲斐国志』 他の資料にも共通した記述がみられ、このように南麓を表、北麓を裏とする考え方一般的な認識であったと言える。これとは別に裏富士」という言葉があり、葛飾北斎の『富嶽百景不二』『冨嶽三十六景 身延川裏不二』や歌川広重の『不二三十六景 甲斐山裏富士』など、作品名採用されている例がみられる

※この「「表富士」と「裏富士」」の解説は、「富士山」の解説の一部です。
「「表富士」と「裏富士」」を含む「富士山」の記事については、「富士山」の概要を参照ください。

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