「湖」の語義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 03:11 UTC 版)
中国において「湖」とは陸地を広く覆う水域を表す言葉であり、特に中国最大の湖であった洞庭湖のことを指して用いられることもある。例えば洞庭湖の南北に位置する地域は湖南省あるいは湖北省と呼ばれている。 日本の「みずうみ」は「水海」の意味で、広い水面のことを古くは「み」や「うみ」といった。また、海水の水域を「潮海」と呼ぶのに対し、淡水の水域は「淡海」(あわうみ、あうみ、おおみ)と呼ばれており、もともとは琵琶湖のことであった。滋賀県の琵琶湖は、日本最大の湖である。近江国の国名は淡海(琵琶湖)に「江」(大川の意味) を当てたものといわれ、一説には遠江国の国名は「とおつおおみ」のことで浜名湖(古代は淡水湖)に由来するといわれている。
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