「将棋界の七不思議」屋敷伸之 14年間の足踏み(第49期~第62期)
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「順位戦」の記事における「「将棋界の七不思議」屋敷伸之 14年間の足踏み(第49期~第62期)」の解説
屋敷伸之は、順位戦初参加の第48期(1989年度)に9勝1敗・1位の成績を挙げ、1期でC級1組に昇級。そのかたわら、1989年度後期棋聖戦で予選・本戦を連戦連勝し、中原誠棋聖への挑戦者となる。さらに、1990年度前期棋聖戦で中原に連続挑戦して棋聖位を奪取し、史上最年少タイトル保持者(18歳)となる。さらに半年後には棋聖位を防衛し、早くもタイトル通算2期となる。しかし、C級1組からB級2組への昇級には14期もかかることとなり、「将棋界の七不思議」の一つと言われた。この間、8勝2敗が4回、次点(3位)も4回あり、また、3度目の棋聖獲得をも果たしている。第62期(2003年度)C級1組順位戦で9勝1敗で1位となり、ようやくB級2組へ昇級した。
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