「典礼について」をめぐる保守派と進歩派の対立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:46 UTC 版)
「第2バチカン公会議」の記事における「「典礼について」をめぐる保守派と進歩派の対立」の解説
10月22日から11月13日まで、典礼に関する草案について討論が行われた。進歩派のレジェ、アルフリンク、エルヒンガーなどの教父は、共同司式ミサや、パンとぶどう酒の両形色[要説明]の聖体拝領を主張した。10月30日の総会で、保守派のオッタヴィアーニはそれに反論し、規定の10分以内に話が納まらず続けようとしたが、進歩派のアルフリンク議長は割り当てた時間を超えると突然、マイクのスイッチを切ってしまった。屈辱を受けたオッタヴィアーニは黙って自席に戻ったが、多数の教父は嘲笑と拍手で議長を支持した。
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