「人種差別広告」問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 13:36 UTC 版)
2013年9月に発売した製品「THIS AFRICA」のパッケージおよび広告について、アフリカ人をチンパンジーに見立てたとしてアフリカ・たばこ規制同盟から「破廉恥で侮辱的」「極度の文化的無理解」と強く反発する声明を受け、BBCやAFP通信など、欧米の一流メディアからも「レイシスト」と見出しを掲げられて批判された。この件を受けて10月23日には問題の広告を中止すると発表したが、チンパンジーが描かれたパッケージについては「不快感を与えるものではない」と徹底抗弁して変更拒絶した上、海外紙の取材に対し「サルは人々にアフリカを思い出させる、愉快な動物として選んだだけだ」などと回答したがさらなる憤激を買ったために11月4日には、パッケージの差し替えを発表するに至った。
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