「中核競技」から突然の除外決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 10:03 UTC 版)
「アマチュアレスリング」の記事における「「中核競技」から突然の除外決定」の解説
レスリングは近代の夏季オリンピックで、前述の変遷をたどりながら、第1回からリオ・デ・ジャネイロオリンピック(2016年)まで競技種目に組み込まれている。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)では、2012年ロンドンオリンピック の終了直後に会議を開催。東京都が開催地の招致に名乗りを上げていた2020年夏季オリンピックで、レスリングをオリンピック種目から除外する可能性を協議した。そのうえで、2012年9月12日にスイスで開いた理事会において、「中核競技」(オリンピックで確実に実施される競技)に当たる25競技からレスリングを除外することを決めた。 この理事会では、「中核競技から除外すべき競技」を徹底的決選投票エクスハウスティブ・バロットで決定。レスリングは、近代五種・ホッケーと争い、最多の8票(他の2競技はそれぞれ3票)を獲得し、中核競技から除外すべき競技に決定した。ロンドンオリンピックで実施された(近代五種・ホッケーを含む)26競技のうち、この理事会で「中核競技」から外されることが決まったのはレスリングのみ。IOCが2013年2月12日付で公表した投票結果では、4回の投票ともレスリングの得票数が最も多かったことが判明している。
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