「一山の石炭より一粒のダイヤモンド」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:17 UTC 版)
「ABCヤングリクエスト」の記事における「「一山の石炭より一粒のダイヤモンド」」の解説
当番組では、リクエスト曲とリスナーを尊重する立場から、歴代のプロデューサーがその時々のパーソナリティに下記のようなルールを課してきた。 「一山の石炭より一粒のダイヤモンド」(放送中には、たくさんの言葉であれこれ喋るより、少しであっても気の利いた言葉を喋ること。当番組のスローガンでもあり、ラジオ制作部の壁にも貼られていた。) 放送する楽曲を、パーソナリティ自身のセンスや独断で選ばないこと。 番組に送られてきたハガキには、リクエスト曲だけを書いている場合を除いて、担当のパーソナリティが放送前にすべて目を通すこと。 放送中にリスナーからのハガキを読む際には、発送元の住所を基準に、大阪市内→大阪府内→関西地方の他府県→その他の地方の順で紹介すること。 放送中にリスナーや歌手の名前を紹介する際には、必ず最後に「さん」を付けること。 ABCのアナウンサーをパーソナリティに起用する際には、アナウンス部から推薦された若手アナウンサーに対して、局内で厳しいオーディションを実施。パーソナリティとして出演できるようになるまで、オーディションを数回経験させられたアナウンサーもいたという。当番組が穏和で折り目正しい雰囲気を保っていたのは、パーソナリティのキャラクター・話術に加えて、このような制作サイドの姿勢によるところも大きい。
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