「ローソクもらい」と「津軽地方のねぶた」との共通性とは? わかりやすく解説

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「ローソクもらい」と「津軽地方のねぶた」との共通性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:45 UTC 版)

ローソクもらい」の記事における「「ローソクもらい」と「津軽地方のねぶた」との共通性」の解説

ローソクもらい習俗北海道根付いた説のひとつとして青森県青森ねぶた弘前ねぷたとの関連あげられている。津軽地方では戦前までのねぶたの照明ローソクであったため、ローソクもらって歩くことが習慣となっていた。深浦町の旧岩崎村地区ではねぶたは大正末期なくなってしまったが、「今年豊年 田の神祭り」などと唱え家々廻ってローソクもらって歩き、旧小泊村(現中泊町)では戦前まで集落でねぶたを出したが、ねぶたをリヤカー乗せローソク出さねばがっちゃくぞ」などと言いながら各家を廻り歩いていたなど、北海道で現在行われているローソクもらい原形を見ることができる。また、出せ」にはローソクだけではなく寄付」を寄こせという意味も込められており、これによってねぶた行事の経費としていた。現在、各地のねぶたを運行する際に掛け声として聞かれる「ラッセラーラッセラー ラッセラッセラッセラー」は「ろうそく出せ 出せ 出せよー」が、「イッペーラーセー」は「いっぱい出ーせー」が、「ヤーヤドー」は「おー いやいやよー」が語源とされ、それが訛り省略され現在のになったといわれており、北海道各地歌われている歌詞との共通性見受けられる。なお、江戸時代の「菅江真澄遊覧記」に、ねぶたまつり囃しとして「おー いやいやよ」が紹介されている。

※この「「ローソクもらい」と「津軽地方のねぶた」との共通性」の解説は、「ローソクもらい」の解説の一部です。
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