「ポスト印象主義」との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 13:40 UTC 版)
「新印象派」の記事における「「ポスト印象主義」との違い」の解説
「ポスト印象主義」という言葉は、1880年代後半から20世紀初めにおけるポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガンなど、印象主義の流れをくみながら独自に展開を遂げた芸術家を総称する言葉である。1906年イギリスの批評家ロジャー・フライが初めて用いた。印象主義という用語が19世紀当時美術批評から生まれたのに対し、ポスト印象主義は後世に作られた歴史的な概念であり、印象派後の展開を漠然と指し示したものであるため、論者によって包摂する範囲が異なる。例えば、美術史家のジョン・リウォルドは新印象主義をポスト印象主義に内包するものして用いている。
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