「プルート」時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 18:25 UTC 版)
「メジディイェ (防護巡洋艦)」の記事における「「プルート」時代」の解説
本艦はロシア帝国時代に復旧した際に、主砲と副砲が統一され、Pattern 1913 13cm(55口径)速射砲となった。その性能は36.86kgの砲弾を、仰角20度で15,364mまで届かせることができた。この砲を単装砲架で10基を甲板上に配置した。砲架の俯仰能力は仰角25度・俯角5度である。旋回角度は360度の旋回角度を持つが実際は上部構造部により射界を制限された。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は1分間に5〜8発と速かった。 また、対空兵装としてPattern 1914/15 76.2cm(30口径)高角砲が単装砲架で2基、甲板上に追加配置された。この砲はガングート級弩級戦艦にも採用されており、その性能は6.5kgの砲弾を、最大仰角65度で最大射高6,100mまで届かせられた。砲架の俯仰能力は仰角65度・俯角5度である。旋回角度は360度の旋回角度を持つが実際は上部構造部により射界を再現された。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は1分間に10〜12発と速かった。対水雷艇砲はオスマン帝国時代と変わりは無い。魚雷は45.7cm魚雷に更新された。
※この「「プルート」時代」の解説は、「メジディイェ (防護巡洋艦)」の解説の一部です。
「「プルート」時代」を含む「メジディイェ (防護巡洋艦)」の記事については、「メジディイェ (防護巡洋艦)」の概要を参照ください。
- 「プルート」時代のページへのリンク