「シュピオ」創刊・直木賞受賞
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「木々高太郎」の記事における「「シュピオ」創刊・直木賞受賞」の解説
木々が甲賀三郎と論争を繰り広げた『ぷろふいる』は1933年5月から刊行されていた専門誌であるが、探偵小説界には別途古今荘・蘭郁二郎らの同人誌として1935年3月に刊行された『探偵文学』が存在していた。1937年(昭和12年)1月には木々や海野十三・小栗虫太郎は探偵小説の専門誌として『探偵文学』を改題して『シュピオ』を創刊する。「シュピオ」はロシア語で「探偵」を意味する「シュピオン」に由来する。 木々らは『シュピオ』の紙面も一新し、小説理論の探求や新人の育成、専門的研究などを提言している。 同年、「人生の阿呆」で第4回直木賞を受賞する。
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