“色彩の王”レンブウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 07:09 UTC 版)
スラード第4の王レンブウは芸術家を気取る一風変わったスラードである。触れたものの色彩を自在に変化させることができる彼は、狂った前衛芸術家のように無軌道かつ破壊的なアート活動に没頭している。彼が行った最も冒涜的なアートは、“秩序にして善”の象徴たるゴールド・ドラゴンの雛5匹を、両親が留守中にその鱗の色を、彼らが憎む5色の悪竜の色(赤、白、黒、緑、青)に変えてしまったことである。憐れな雛竜のその後は誰も知らない。 当然ながら同じスラードもアートの対象である。このことは体色によって階級を定めているイゴールを不快にさせており、レンブウはスラードの間でも尊敬されていない。 レンブウはあらゆる次元界の芸術に造詣があり、彼の審美眼に適った都市や旅人には友好的に接する。芸術の話となれば、彼は何時間でも熱心に話し始める。 レンブウは12フィート(約3.6m)ほどの、ホワイト・スラードにしては小柄で痩せぎすな体格をしている。その体色は彼の芸術性を示すかのように色彩豊かな模様が輝いている。
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