Ωドライブ(オメガドライブ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 02:12 UTC 版)
「敵は海賊」の記事における「Ωドライブ(オメガドライブ)」の解説
惑星、星系間の移動に使われる超光速航法。まず自船の存在確率を低下・拡散させ、現宇宙の全ての空間で等確率の状態にする(爆散:その瞬間船は全宇宙に同時に存在していることになる)。その後目的空間における存在確率を上昇させ実体を送り込む(爆縮:この際大量のエネルギーを消費する)ことによって通常空間に復帰する。量子論的に捉えれば、"観測"不能の広範囲状態に移行したのち目的地点での"観測"により存在を収縮する、あるいは"あらゆる地点に存在する現在"から"目的地点に存在する未来"を瞬時かつ能動的に選択する、とも言える(参考:シュレーディンガーの猫)。また、Ωドライブは強力な時間整合能力をもっており、爆散時と爆縮時の時間差はほぼないといわれる。高出力エンジンが必須だが、自己の存在確率を変化させる具体的な方法論は不明。
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