宮本武蔵 (1990年のテレビドラマ)
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キャスト
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- 宮本武蔵:北大路欣也
- お通:賀来千香子
- 本位田又八:田中健
- 朱実:伊藤かずえ
- 沢庵和尚:田村高廣
- お甲:加賀まりこ
- お杉:左幸子
- 佐々木小次郎:村上弘明
- 吉岡清十郎:萩原流行
- 吉岡伝七郎:内藤剛志
- 吉岡源左衛門:守田比呂也
- 吉岡源二郎:武田佑介
- 祇園藤次:草薙良一
- 宍戸梅軒:小沢象
- 辻風典馬:岩尾正隆
- 小野治郎右衛門:原口剛
- 小幡勘兵衛:宮城幸生
- 鐘捲自斎:山田良樹
- 岩間角兵衛:滝田裕介
- 木村助九郎:宮内敦士
- 青木丹左衛門:草野大悟
- 青木城太郎:新井信彦
- 城太郎(少年時代):津田充博(現・高野八誠)
- 三沢伊織:雨笠利幸
- 柳生兵庫助:勝野洋
- 柳生石舟斎:今福将雄
- 柳生但馬守宗矩:久富惟晴
- 徳川家康:玉生司郎
- 徳川秀忠:福田健次
- 酒井忠勝:石田太郎
- 細川忠利:冨家規政
- 黒田長政:波多野博
- 福島正則:疋田泰盛
- 小早川秀秋:白井滋郎
- 北条氏長:石原良純
- 吉野太夫:中野良子
- 本阿弥光悦:織本順吉
- 妙秀尼:東龍子
- 長岡佐渡:山村聡(特別出演)
- 烏丸光広:柳川清
- 日観:下元勉
- 灰屋紹由:曽我廼家文童
- 厨子野耕介:大滝秀治
- ナレーター:鈴木瑞穂
制作背景
12時間超ワイドドラマの前身は、1979・80年の各1月2日に放映された、シリーズ映画一挙放映企画で、1980年、一挙放映されたのが「宮本武蔵」全5部作(1961~65)だった。この企画が好評を博したため、81年の同日同枠にはオリジナルドラマ大作の放映に乗り出すことになり、制作されたのが、80年の「武蔵」の続きを描こうとの意図もあって、萬屋錦之介主演「それからの武蔵」だった。この経緯の通り「12時間超ワイドドラマ」は元来、「武蔵」と縁のある枠であり、この1990年版は「縁ある枠で、武蔵を今度はオリジナルドラマで」という趣旨もあって制作された。
また、同枠が時代劇路線に回帰した85年から88年まで一貫して制作を手がけてきた東映に注目すれば、88年作品「花の生涯」が、視聴率面では健闘とはいえない成績に終わり(同作の質・内容については寧ろ高評価だったという)、その成績も一因となって、89年には松竹に同枠制作が委ねられていた。更に、その松竹制作の89年作品「大忠臣蔵」は視聴率でも好成績を残していた中、翌90年に向けての東映制作が決定しており、東映としては今回は「是が非でも」成功させたい、との思いもあり「武蔵」を企画した経緯もあったという。
再放送
翌1991年の年末に、『年忘れアンコール』と題し、3日分に分割して再放送された。
回 | 放送日(1991年) | 放送時間(JST) |
---|---|---|
1 | 12月28日(土曜) | 17:30 - 20:54 |
2 | 12月29日(日曜) | |
3 | 12月30日(月曜) | 16:50 - 20:54 |
更に後に、全13回シリーズに分割・再編集された形でも再放送されている。
地上波での再放送終了後、かなりの時を経て、2021年9月にCS時代劇専門チャンネルにて、全13回再編集版が放送されてCSに初登場、翌22年にも同チャンネルで放送されている。
VHS時代に松竹制作「12時間超ワイドドラマ」作品が全てソフト発売されたのとは対照的に、東映制作の同枠作品はソフト発売されておらず、ヒット作ながら当作も例外ではなかったため、当作のソフト版は2023年現在も発売されていない。
- ^ 初回放送時の各部時間表示は当時の新聞テレビ欄に拠る。
- ^ 各部の終了時間と次の部の開始時間の間にはミニ番組やニュース、天気予報が挿入されていた 。ドラマ各部自体の時間枠の合計は約678分となる。
- ^ 各部オープニング・エンディング除く。各部冒頭の回想場面は算入している。
- ^ 映画版シリーズでも5作全ての脚本を鈴木尚之が中心になって書いていた(第2作からは、全5作を一貫して監督した内田吐夢も脚本家として表記されていた)。
- ^ 江崎は同枠にこそ初参加だが、同局時代劇『風雲!真田幸村』(89年)の演出陣の1人として、同番組主演の北大路と組んだ実績があった。
- ^ 第5部のみ、他の各部より本編時間にして約40分長いため。
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