半熟英雄 切り札

半熟英雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 14:38 UTC 版)

切り札

主に戦闘で使用し、特別な効果を発揮するアイテム。卵を使いたくない、あるいは使えない場合の代用品でもある。第3作までは戦闘で使うものばかりだったが、第4作では戦闘以外で使う切り札や、装備しただけで効果を発揮する切り札も登場した。さらに、第4作ではイベントに必要な切り札もある。敵が切り札を使ってくることはない。第4作では役に立たない切り札も、多くはホームレスとの交換により有用な切り札に換えられる。ただし、ホームレスは独自のレートを持っていて、それに応じた切り札しかくれない。役に立たない切り札を強力な切り札と交換してくれる場合もあれば、逆にこちらが所持している強力な切り札を、役に立たない切り札と交換しようとする場合もある。

第2作では切り札ごとにレベルが設定されており、出撃時に所持している切り札のレベルの合計が一定以上になると、卵を持っている敵将軍は戦闘開始直後に卵を使用する[15]。切り札のレベルは隠しパラメータであり、ゲーム上では表示されていない。

以下、主な切り札を紹介する。( ) 内の数字は登場作品。

アロー (1)
で攻撃する。
イッテツーン (2, 4)
星一徹のように、ちゃぶ台返しで攻撃。敵の卵を高い確率で破壊する(特に第4作では100%、いずれもボスには無効)。WSC版第2作のみ名称が「チャブダイン」となっている。
ウズラム (4)
ウズラのように小さくなる。ダンジョンでは小さくならないと通れない扉がある。それ以外では意味がないが、戦闘で使うと多少敵をアキレさせる効果がある。
エッグマンはちまき、エッグマンマフラー (4)
装備系切り札。英雄専用。持っていると全ての能力が上がる。
エッグマン人形 (4)
装備系切り札。卵の無い将軍専用。持っていると全ての能力が大きく上がる。
エッチな本、スケベな本、ピンクな本、サイコーな本 (4)
装備系切り札。持っていると「精神」が上がる。
エンジェリン (2-4)
第3作までは、使うと卵の使用回数が全快(第2作では通常では回復できない残り5回まで回復)。ただし壊れた卵は直せない。
第4作では、卵にあるエグモンのHPを全快させ、壊れた卵も直せる。
おにやんま (4)
装備系切り札。持っていると「精神」が1だけ上がる。
オロオロンC、アリナゲンS、ユンゲルV (4)
装備系切り札。持っているとスタミナの消費量が少し抑えられる。
ガチンコのリング (4)
装備系切り札。装備していると受けるダメージも与えるダメージも半減する。
カトリイヌチョコ (4)
カトリイヌが主人公にくれる義理チョコ。欲しがるとくれず、あえて拒否するような態度をとると入手できる。市販品で自分のために買った残りということだが、使うと将軍・兵士のHPが全快し、その戦闘で戦死した兵士・壊れた卵も全て復活する。
カトリイネチョコ (4)
カトリイネが主人公のために作ったチョコ。切り札として登場するのは第4作のみ。捨てようとしても、「それを すてるなんてとんでもない!」とメッセージが出て捨てられない。とてつもなく不味く、使うと自分にダメージになるだけだが、イベントや特定のボス戦には役立つ。カトリイネ本人が食べてもダメージを受ける。
カルゲンジー (2)
光GENJIのように、ローラースケートで突進する。WSC版のみ名称が「ローラーアタック」。
かわグツ、うんどうグツ、あかいクツ、シンデレラのクツ (4)
装備系切り札。持っていると「素早さ」が上がる。
キノコ、ハートのかけら、いのちのきのね、せかいじゅ (4)
装備系切り札。持っていると「MAXHP」が上がる。
キャトルミュー (2-4)
火星人襲来イベントで入手。火星人に将軍を拉致させてしまう(即死扱い)。ただしエグモンやボスには無効(第2作のみダメージと石化効果でしばらく動きを止めることは可能)。第3作のみ、失敗することがある。
キリフダニナール (4)
使った将軍が切り札に転生。持っていると、切り札になった将軍の能力値の分だけ能力が上がる。これを使用した将軍は二度と登場しない。
クースカン (2-4)
オナラで敵将軍のHPを半減。第2作では敵兵士のHPも半減。第3作では敵だけでなく自分のHPも半減。エグモンやボスモンスターに対しては普通の攻撃だが、第2作では臭さに目を回すことがある。
グルミー (2)
着ぐるみを着て攻撃。敵の卵を非常に高い確率で破壊する(ボスには無効)。威力も高いが、入手方法は月1イベントでパロム&ポロムが現れるのを待つしかない。
源氏のこてセット、源氏のかぶとセット、源氏のよろいセット (4)
装備系切り札。持っていると兵士の打たれ強さが少しだけ上がり、。将軍は変わらない。
ゴキプリン (4)
ゴキブリ型のプリンか、プリン味のゴキブリかわからない代物(ゲーム内の説明ではゴキブリ型のプリンらしい)。効果はカトリイネチョコと全く同じで、捨てられず使っても自分にダメージになる。
ころぼぐんだん (2)
コロボックルの集団に攻撃させる。威力はほとんど無いが、敵の卵をかなり高い確率で破壊する(ボスには無効)。WSC版のみ名称が「ミニマムぐんだん」。
サングラス、タイコ、にんにくフラグ (4)
装備系切り札。持っていると「闇属性への耐性が100上がります」「あのイベント(?)のフラグが立ちます」など意味深な説明文が表示されるがただのハッタリなので、何の効果もない。
シュプレボイス (2)
大声で「戦争反対」のシュプレヒコールを挙げる。敵将軍が退却(即死扱い)して勝ったことになるが、エグモン・ボスには無効。
じんけいグー (3-4)
使用すると陣形をグンググーンに変更する。『4』では装備系切り札で、持っている間だけその陣形になる。
じんけいチョ (3-4)
使用すると陣形をチョッキーンに変更する。『4』では装備系切り札で、持っている間だけその陣形になる。
じんけいパパ (3-4)
使用すると陣形をパパラパーンに変更する。『4』では装備系切り札で、持っている間だけその陣形になる。
スタミナ茶づけ (4)
装備系切り札。持っていると「スタミナ」が上がる。
スラッガー (1)
敵を真っ二つにする、第1作最強の切り札。
つけヒゲ (4)
装備系切り札。バカ三種の神器の一つ。戦闘開始時のタコメーターの初期位置がややアキレ側から始まる。同じ効果のある「ノリまゆげ」「ハナメガネ」と三種を揃えると効果倍増。
ツボ、イイツボ、ワライのツボ(4)
装備系切り札。持っているとエグモンへの「こうげき」と「とつげき」でタコメーターの上昇を抑えられる。
鉄のナイフ、鉄の剣、鉄アレイ (4)
装備系切り札。持っていると「攻撃」が上がる。
デッドガン (1-4)
将軍が人間大砲となり、敵に発射する自爆攻撃。将軍は必ず死亡し、敵がボス以外の将軍であれば道連れにできる。エグモン、ボスに対してはダメージを与える作品と、犬死にになる作品がある。
なっとう、くさや、ドリアン (4)
装備系切り札。持っているとエグモンから受けるダメージを少しだけ減らせる。
ネガエリン (1)
敵兵を寝返らせ、同士討ちさせる。
バグストーム (2)
バグで画面が乱れたような感じになる。敵味方のHPを半減させる。
ハリケーン (2-4)
竜巻を起こして攻撃する。将軍に使うと少量のダメージと共に陣形を乱す効果がある。4作目では使用回数により「台風(1=)」
バルムンク (2-4)
巨大な剣を生成し斬りつける。第2作ではあらゆるエグモンを一撃で倒す。第3作以降では、誰に対しても大ダメージを与える。
ピッカリン (3-4)
雷で攻撃。将軍に対しては、通常兵士が先にダメージを受けるが、この切り札は将軍を直接攻撃する。
ファイヤーボイス (2, 4)
叫びの塊を相手にぶつけて攻撃。2では相手の兵士のみをHPに関係なく全滅させるが、『4』では通常ダメージ。
ファバード (1-4)
科学忍法・火の鳥」のように、炎をまとって敵に大ダメージを与える。作品によっては、自分もダメージを受ける。WSC版及びスマートフォンアプリ版第2作のみ発動時のセリフが差し替わっている。
ブラッキー (2-4)
敵を黒猫が横切り、不運にも敵の頭上に巨大な分銅が落下して来てダメージを受ける。
フリニゲル (1)
振り逃げの振りをして敵を油断させ、その背後を襲う攻撃。
フリノテキ (1)
敵の振りをして、油断したところを攻撃。
ブレイコウ (2-4)
裸になる。第2作ではエグモン、ボスが恥ずかしがって動けなくなることがある。第4作では敵を大きくアキレさせることができる。
ボムナゲール (4)
爆弾で攻撃。通常戦闘では一定時間、スタミナ消費で爆弾を投げ続ける。ダンジョンではこれで破壊しないと通れない爆弾が描かれた壁がある。
メルクリィチョコ (4)
装備系切り札。メルクリィが主人公にくれるチョコ。持っていると「精神」が少し上がる。この「チョコ」はチョコレートのことではなく、お酒を飲む御猪口(おちょこ)のことである。
ヤーヤーヤー (4)
第1作の「アロー」と同じだが、通常戦闘では一定時間、スタミナ消費で矢攻撃ができるように変わった。
ランス (1)
ランス (槍)で攻撃する。
リューキーシ (1-4)
『ファイナルファンタジー』の竜騎士のように大きくジャンプして斬りかかり、敵にダメージを与える。
ルーナエチョコ (4)
装備系切り札。ルーナエが主人公にくれるチョコ。食べることはできず、持っていると「攻撃」が少し上がる。

  1. ^ http://skky17.hatenablog.com/entry/2015/05/21/230313
  2. ^ iモード版の対応機種は903i703i以降でiアプリに対応している機種。
  3. ^ 例として「くちびるナイト」が「リップナイト」、「コロボックル」が「ミニマムマン」に改名されており、WSC版以降に発売された作品では改名後の名前で登場している。また、WSC版で追加された12体のエッグモンスターはスマートフォンアプリ版では登場しない。
  4. ^ SFCの名作「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!」がスマホアプリに 今秋配信”. ねとらぼ. ITmedia (2017年6月12日). 2017年6月13日閲覧。
  5. ^ 「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!」が2017年10月19日に配信決定。1週間の配信記念セールも開催予定” (2017年10月11日). 2017年10月11日閲覧。
  6. ^ 各ステージクリア時のターン数に応じて報酬(課金アイテム入手、エッグモンスター、将軍の強化、ボスモンスター、ボス将軍解放の3種類)が得られる。
  7. ^ choboraunyopomiのツイート(921253942759104512)
  8. ^ ただしゲーム内での表記は文字数制限で「エッグマン」になっている。
  9. ^ 配信は10月!スマホアプリ『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』8体の公募エグモンが大発表!” (2017年9月24日). 2017年9月24日閲覧。
  10. ^ 株式会社QBQ 編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p33
  11. ^ 『半熟英雄 対 3D 公式ガイドブック☆ ノーカットエディション』株式会社レッカ社、スクウェア・エニックス編/スクウェア・エニックス、370頁
  12. ^ ただし、ドラゴンクエストシリーズはトンヌラを除くと主人公やメインパーティーの人物は参加していない。
  13. ^ 初代『半熟英雄』の取扱説明書にはゼウス、ヴィーナス、アキレスアドニスの4将軍のイラストが掲載されているが、ゲームには反映されていない。
  14. ^ これに限らず、3作目第1話はほぼ全て『ライブ・ア・ライブ』のパロディで構成されている(第1話の雰囲気に合わせて原作同様にシリアス)。
  15. ^ 解説書では使用頻度が明言されているが、明確なレベル設定は『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!! てきぱきクッキングガイド』p73より。ただし敵将軍が持っている卵がまねっこエッグの場合は例外的に使用しない。
  16. ^ 『半熟英雄 対 3D 公式ガイドブック☆ ノーカットエディション』株式会社レッカ社、スクウェア・エニックス編/スクウェア・エニックス、419頁






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