仙台七夕花火祭 仙台七夕花火祭の概要

仙台七夕花火祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 02:01 UTC 版)

仙台七夕花火祭
Sendai Tanabata fireworks festival
"Ring of love" をテーマに掲げた
第40回仙台七夕花火祭にて
概要
開催時期 8月5日
(悪天候の場合は8月9日に順延)
初回開催 1970年昭和45年)
会場・場所 宮城県仙台市青葉区西公園周辺
打ち上げ数 1万6000発
主催 公益社団法人仙台青年会議所
(共催)仙台七夕まつり協賛会
協賛 宮城県仙台市、仙台商工会議所、仙台観光コンベンション協会、七十七銀行仙台銀行杜の都信用金庫、在仙台マスメディア各局・各誌、東北電力ピーチ・ジョン ほか
花火取扱 株式会社 芳賀火工[1][2]
人出 50万人(2013年)
最寄駅 大町西公園駅仙台駅
外部リンク 第45回 仙台七夕花火祭
備考
2009年平成21年)の予算は4000万[3]
テンプレートを表示
シドニーオリンピック閉会式・五大陸花火の様子

概要

仙台青年会議所が主催する「仙台七夕花火祭」(8月5日)と、仙台七夕まつり協賛会が主催する「仙台七夕まつり」(8月6日7日8日)とは、公式には別の祭りとなっているため、観光案内でも観光入り込み客数統計でも別枠になっているが、市民・公的機関・マスメディアなどは仙台七夕花火祭を仙台七夕まつりの前夜祭だと見なしており、「仙台七夕まつり前夜祭」「七夕前夜祭」などと呼ばれることも多い[1][4][5]。2020年は中止。

例年1万5000発程度の花火が打ち上げられている。打ち上げ場所は仙台市都心部の西、広瀬川沿いの広瀬川仲ノ瀬緑地運動広場(2013年まで、仲の瀬橋西南側の河川敷北緯38度15分38.9秒 東経140度51分30.4秒)。市街地で開催されるため、保安距離規制により打ち上げられるのは最大4直径約12cm[6]までとなっている[1]。花火師は、仙台市唯一の花火会社で、2000年シドニーオリンピックの閉会式の世界五大陸花火・アジア代表の芳賀火工[1]

「仙台七夕まつり」には団体ツアーの県外客が多いのに対し、「仙台七夕花火祭」は仙台市民が観客の中心である。ただし、隣県からも若者が訪れており、約50万人の観客数となる。

2009年には、全国で初めて江戸時代の「わび色」を表現したスターマインが打ち上げられた[7]

プログラム

以下は2014年平成26年)の例

時刻 場所 イベント内容
14:00

18:25
西公園・本部テント前 地元高校生によるパフォーマンス
ミニライブ ほか
18:30

19:00
西公園通歩道橋
立町歩道橋とも呼ばれる)
点火式セレモニー
カウントダウンライブ
19:00

20:30
東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)敷地内
(打ち上げ場所)

以前は、西公園でのイベントで仙台すずめ踊り、仙台七夕踊り、ゆかたクイーン&キングコンテスト(現在は浴衣ファッションショーに変更)も行われていた。近年のカウントダウンライブは、坂本サトルカズシック.が行っている。

なお、西公園内には出店が並ぶが、主催者管轄の「お祭り広場」や櫻岡大神宮管轄の縁日などがある。そのほかにも会場周辺に出店が並ぶ。

中継

テレビ

  • 2011年は仙台放送が特番を制作。フジテレビの「お台場合衆国」のビジョンに仙台七夕の映像を映し出し、ポップオペラの藤澤ノリマサのライブを開催。
  • 2013年、仙台放送が特番を制作。
  • 2014年は東日本放送が東北地方6県向けに当日の特別番組内で生中継。J:COM仙台は全国向けに生中継。

ラジオ

  • 仙台シティエフエムが「ラジオ3 スターマインスペシャル」と題し、立町歩道橋サテライトスタジオから生中継。



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