ポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:29 UTC 版)
ポイントは、出版において使用される長さの単位である。文字のサイズや余白の幅などの、版面の構成要素の長さを表す場合に使われる。“pt” と略記されることが多く、「ポ」と略記されることもある(例:「11ポ」)。後述するように、歴史的にポイントの定義は数種類あるが、現在は DTP アプリケーションにおいて広く使用されている DTP ポイントが一般的である。これは1 pt = 1/72 in. (= 25.4/72 mm = 0.352 777 7... mm) とされ、1981年にゼロックス社が発売した世界初のビットマップディスプレイを実装した製品である Xerox Star(ゼロックス・スター)で採用され、以後 DTP アプリケーション等において標準となった。版面のレイアウトの単位をポイントにしておくと、文字が占める量を計算しやすいというメリットがある。日本では、ポイント活字と日本独自の規格による号数活字が混用され、日本工業規格では1962年に1ポイントを0.3514mmと定めている。
- ^ fr:Pierre-Simon Fournier, en:Pierre-Simon Fournier
- ^ fr:François-Ambroise Didot, en:François-Ambroise Didot
- ^ 日本工業規格の JIS Z 8305-1962 (JIS Z 8305:1962)「活字の基準寸法」では 2. (2) に「1ポイントは 0.351 4 mm とする」と定められている。『日本工業規格活字の基準寸法』日本規格協会、1967年12月、1ページ。
- 1 ポイントとは
- 2 ポイントの概要
- 3 日本独自の単位系および標準サイズ
- 4 脚注
パーセントポイント
- ^ 熊倉, 國宗 & 柗元 2019, pp. 80–89, 『中学生・高校生の割合の理解に関する調査研究』
- ^ Brechner 2008, p. 190
- ^ Brechner 2006, CD-ROM版、Thomson South-Western発行
- ^ Wickham 2003, p. 30
- 1 パーセントポイントとは
- 2 パーセントポイントの概要
- 3 外部リンク
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