プログレスM-47 プログレスM-47の概要

プログレスM-47

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 22:23 UTC 版)

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プログレスM-47
ISSから離脱するプログレスM-47
任務種別 ISS 補給船
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 2003-006A
特性
宇宙機種別 プログレス-M
(11F615A55)
製造者 エネルギア
任務開始
打ち上げ日 2 February 2003, 12:59:40 (2003-02-02UTC12:59:40Z) UTC
ロケット ソユーズ-U
打上げ場所 バイコヌール 1/5
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 28 August 2003, 02:37:46 (2003-08-28UTC02:37:47Z) UTC
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
傾斜角 51.6 度
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ Aft
ドッキング(捕捉)日 4 February 2003, 14:49:04 UTC
分離日 27 August 2003, 22:48:08 UTC
dock時間 7 months

コロンビア号空中分解事故後、最初にISSに打ち上げられた宇宙機である。事故は打ち上げ前日に起こっており、これによってしばらくの間ISSへのシャトルが飛行中止となり、人員・物資の輸送などはソユーズとプログレスに頼ることと生った。

運用

プログレスM-47は2003年2月2日12時59分40秒(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-Uで打ち上げられた[1]。2日後の2月4日14時49分4秒(GMT)にISSのズヴェズダモジュールAftポートにドッキングした[2][3]

ドッキングは7ヶ月間継続され、プログレスM-48の到着に備えて2003年8月27日22時48分8秒(GMT)にドッキングを解除した[2][4]。翌日の28日1時49分(GMT)に軌道を離脱し[2]、太平洋上の大気圏で燃焼させられ、2時37分46秒(GMT)ごろに燃え残りが海上に落下した[2][5]

搭載貨物

第6次長期滞在第7次長期滞在のクルーのための食料、水、酸素などや化学実験用の装置類を搭載していた。

関連項目




  1. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年6月6日閲覧。
  2. ^ a b c d Anikeev, Alexander. “Cargo spacecraft "Progress M-47"”. Manned Astronautics - Figures & Facts. 2007年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月6日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Progress M”. Encyclopedia Astronautica. 2016年7月11日閲覧。
  4. ^ Zak, Anatoly. “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年6月6日閲覧。
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年6月6日閲覧。


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