テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメの概要

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメの解説 > テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメの概要 

テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 00:54 UTC 版)

全日帯のテレビアニメ放送枠の一覧 > テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ

なお1999年4月3日 - 2000年3月26日の関東ローカルの5分時代や、2000年4月2日 - 2003年9月28日および2006年3月19日 - 2009年9月27日の2期に渡って、関東ローカルで放送されたアニメ番組も、本項で取り上げる。

アニメーション制作は5分時代の「ムーぽん」を除いて全て東映アニメーションが担当。

歴史

2011年4月、それまで放送した関東ローカル枠から全国ネットになったアニメ番組で、かつて2010年12月までアニメ、特撮番組がローカル番組で放送されていた。『デジモンクロスウォーズ』が『火アニ+』後半枠(19:27枠)から日曜6時台後半へ移動して誕生した。

日曜6:30が全国ネットになるのは、1997年3月までの『ANNニュースフレッシュ』(当時は6:45までの15分番組)以来14年振りである。

2016年4月3日、『ワールドトリガー』の放送終了をもってアニメ枠が廃止され、4月10日からはテレビ朝日ではスポーツ番組の『スポーツサンデー』が放送開始し、同年12月25日まで放送された[1][注 1]

これにより、2001年7月7日開始の『ののちゃん』以来、土曜9:55(関東ローカル)→土曜19時台後半(全国ネット)→土曜10:45(ネット縮小)→本枠・第1期(関東ローカル)→火曜19時台後半→本枠・第2期(以上全国ネット)と変遷したテレビ朝日・東映アニメ枠は15年間の歴史に幕を閉じた。テレビ朝日日曜朝のアニメは、7:00の「メ〜テレ制作アニメ」(サンライズまたはバンダイナムコピクチャーズ[注 2][注 3]が製作に関与)と8:30の「朝日放送→朝日放送テレビABCアニメーション[注 4]制作アニメ」(現在は『プリキュアシリーズ』。東映アニメーションが製作に関与)と、系列局制作作品のみとなり、テレビ朝日制作の全日帯アニメは、土曜夕方[注 5]で継続中の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』(双方ともシンエイ動画[注 6]ADKエモーションズ[注 7]制作)だけになった。

さらに2017年10月1日より日曜5:50 - 8:30に報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日・朝日放送・メ〜テレ共同制作)が開始するにあたり、同年9月24日を以て「メ〜テレアニメ」が廃枠になったため、テレビ朝日日曜のアニメは「朝日放送テレビ制作8:30アニメ」だけになった。

なお上記の通り、東映アニメーションがテレビ朝日の前身である日本教育テレビ(NET)時代から関係の深かったテレビ朝日との制作作品放送を半年間休止したため[注 8]、3局の全日枠全国ネットアニメ全てで異なるアニメ制作会社によるワンメイク体制となる。

放送番組リスト

タイトル 放映期間 話数 原作 声の出演 備考
デジモンクロスウォーズ〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜 2011年4月3日 - 9月25日 全24話(通算全54話) 本郷あきよし
(原案)
高山みなみ草尾毅桑島法子沖佳苗坂本千夏 火曜19:27より改題拡大移動
デジモンクロスウォーズ〜時を駆ける少年ハンターたち〜 2011年10月2日 - 2012年3月25日 全25話(通算全79話)
聖闘士星矢Ω 2012年4月1日 - 2014年3月30日 全97話 車田正美 緑川光小西克幸雪野五月柿原徹也諏訪部順一鈴木達央水島裕
暴れん坊力士!! 松太郎 2014年4月6日 - 9月28日 全23話 ちばてつや 松平健塩屋浩三水谷優子島田敏二又一成青森伸佐藤正治
ワールドトリガー
(1stシーズン)
2014年10月5日 - 2016年4月3日 全73話 葦原大介 村中知梶裕貴田村奈央中村悠一田中秀幸 [注 9][注 10][1]

注釈

  1. ^ ローカルセールス枠のため、過半数の系列局では別番組(自社制作番組・テレビ東京系アニメなど系列内外の遅れネット番組・再放送テレビショッピングなど)を放送していた。
  2. ^ 2015年4月に、サンライズからキッズ・ファミリー層向けを中心としたコンテンツ事業を分社化した。
  3. ^ 作品の性格に応じてサンライズとバンダイナムコピクチャーズのいずれかが担当する。
  4. ^ 朝日放送のアニメ事業部門を分社化して2016年7月より業務を開始した。
  5. ^ 2019年9月までは金曜19時台で放送。
  6. ^ 元々シンエイ動画の前身・Aプロダクションは、業務提携関係にあった東京ムービーを通じてTBSテレビ日本テレビ在阪局の朝日放送・毎日放送読売テレビと近い関係だったが、『ドラえもん』の成功以降テレビ朝日との関係を強め、のちに完全子会社となった。一方、東映動画→東映アニメーションはNET創立時の経緯や資本関係から元々NET〜テレビ朝日との取引を中心としていたが、テレビ朝日のシンエイ動画との関係強化や東映の朝日放送制作枠への進出、アニメ枠減少などの編成上の変化などの諸情勢から、結果的にテレビ朝日系列においてはアニメ制作会社と在京局・在阪局との取引関係が逆転する形となった。
  7. ^ アサツー ディ・ケイ(ADK)の持株会社化に伴い、2019年1月に発足したアニメコンテンツ事業会社。朝日放送→朝日放送テレビ制作日曜朝8時30分枠のアニメにも前身の旭通信社時代から枠開設当初携わっており、ADK時代にはメ〜テレ制作朝7時枠のアニメの制作にも参加していた。そのため、2016年9月以降はテレビ朝日系列全日帯アニメ枠の全番組の制作にADKグループが関与する形になった。
  8. ^ 同年10月より『タイガーマスクW』で再開され、テレビ朝日系列フルネット全局で放送されていたが、ローカルセールス扱いのため放送時間は各局で異なっていた(当枠と同時刻で遅れネットのメ〜テレを除いて深夜アニメとして放送)。また、同作終了後は2021年1月に『ワールドトリガー』2ndシーズンが放送されるまで3年半に渡り制作されていなかった。なお、NETテレビの設立には東映が深く関わっている。
  9. ^ 2015年9月13日放送予定の第46話は、第38話の再放送に差し替えられ、翌20日に延期された(詳細は当該項目を参照)。
  10. ^ 2ndシーズン以降は土曜深夜の『NUMAnimation』で放送。
  11. ^ 全国ネット移行後は、2012年は年始と年末の2回、2013年は年末休止、2015年・2016年は年始休止となった。なお2011年と2014年は年末年始休止はなかった。
  12. ^ もし東京が落選した場合は報道特番を6:00終了としていたため、通常通り放送されるようになっていた。
  13. ^ この日の中継は全国ネットではなかったため、大会中継を放送しない一部系列局では別番組を放送して対応した。
  14. ^ 7:00以降の試合中継はBS朝日にて放送された。
  15. ^ 2月8日は一部地域のみ前週の再放送となった。
  16. ^ 『ワールドトリガー』では基本的に番組中盤で主題歌が使用される。

出典

  1. ^ a b テレビ朝日 日曜朝をアニメから生スポーツ番組に”. スポニチアネックス (2016年3月2日). 2016年3月2日閲覧。
  2. ^ 8月25日(日)の朝6:00から“スーパーヒーロー&ヒロイン夏休みスペシャル”!,獣電戦隊キョウリュウジャー,テレビ朝日,2013年8月13日
  3. ^ プリキュア : 劇場版が初の全国放送,毎日新聞,2013年8月11日


「テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ」の関連用語

テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS