チュッパチャプス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 16:34 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
---|---|
業種 | 製菓 |
前身 | Granja Asturias, S.A.U (1958–1964) |
設立 |
スペイン、バルセロナ、 サン・エステベ・セスラヴィレス (1958年 ) |
創業者 | エンリク・ベルナト |
本社 | 、 |
拠点数 |
イタリア、ライナーテ オランダ, ブレダ |
主要人物 | ザビエル・ベルナット (CEO) |
製品 | ロリポップ |
売上高 | 500百万ユーロ (2006) |
従業員数 | 2,000 (2006) |
親会社 | ペルフェティ・ファン・メレ |
ウェブサイト |
chupachups |
2006年に、チュッパチャプス社はペルフェティ・ファン・メレ社の100%子会社となっている[1]。買収額は、約4億ユーロと推定されている[1]。
日本では、1977年から長らく森永製菓が輸入販売していたが、2016年3月7日付で日本での販売権がクラシエ株式会社 フーズカンパニー(旧:クラシエフーズ)に移管した[2]。標準価格は本体価格で40円(発売以来30円だったが、2004年7月1日より40円に値上げ)
名称
チュッパチャプスは、キャンディーがサッカーボールを連想させ、口をあけてキャンディーを食べる様子がサッカーのゴールを思わせるから、当初GOL(スペイン語でゴール)と名付けられた[3]。しかし、名前はあまり浸透しなかったため、1958年に広告代理店を使ってChups(チュプス;スペイン語で物をなめた時の擬音、日本語ではチュッチュッといった擬音に相当。「チャプス」は英語読み)という名前を考案した[3]。「チュッパ チュッパ チュッパ チュッパチャプス(舐めよう!舐めよう!舐めよう!チャプス!)」というテーマがラジオCMで流れて以来、「チュッパチャプス」と呼ばれるようになった[3]。日本語の「チュッパチャプス」という名称はスペイン語式の「チュッパチュプス」と英語式の「チャッパチャプス」を組み合わせたものである。
「チュッパチャップス」と表記しているウェブサイトもあるが、日本での販売元の公式ウェブサイトでは新旧問わず正式名称を「チュッパチャプス」としており、本項でも名称を「チュッパチャプス」で統一する。
チュッパチャプス社では、同名の香水も販売している。
ロゴマーク
1969年にチュッパチャプスの考案者であるアンリック・バルナット(Enric Bernat) は、チュッパチャプスを世界展開させる際にロゴのデザインをカタルーニャの芸術家であるサルバドール・ダリに一緒に食事をした際に依頼、ダリはその場でナプキンにデージー(ヒナギク)をあしらったデザイン画を描き、バルナットはそれを気に入り、ロゴの原型とした[3][4]。
- ^ a b “Italy's Perfetti Van Melle agrees to buy Spain's Chupa Chups for undisclosed sum”. Forbes.com. 2009年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月24日閲覧。
- ^ 2016年春、クラシエフーズからチュッパチャップス ニューアイテム3品を発売! - クラシエフーズ株式会社 ニュースリリース 2016年1月19日(2016年3月8日閲覧)
- ^ a b c d “history”. Chupa Chups - Official Site. 2014年7月24日閲覧。
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 2』講談社、2003年。
- ^ a b c d e f g h i “Zo werd Chupa Chups groot”. sprout.nl (2011年5月24日). 2014年7月19日閲覧。
- ^ ミゲルアンヘル・サントス著、松岡義行訳『ヨハン・クライフ スペクタクルがフットボールを変える』中央公論新社〈中公文庫〉、2002年、335-336頁。ISBN 4122040272。
- ^ a b c d “Listen Up, Sucker”. Forbes.com (2001年1月8日). 2014年7月19日閲覧。
- 1 チュッパチャプスとは
- 2 チュッパチャプスの概要
- 3 世界展開と影響
- 4 日本で発売された味
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
- チュッパチャプスのページへのリンク