PS-1とは? わかりやすく解説

ピー‐エス‐ワン【PSⅠ】

読み方:ぴーえすわん

光化学系


【PS-1】(ぴーえすいち)

新明和・PS-1。

1960年代新明和工業開発・生産し、海上自衛隊対潜哨戒機として運用していた飛行艇
1967年初飛行した本機は、強力なBLC動力境界層制御システム新設計の艇体により高いSTOL性能凌波性能を示し飛行艇としては世界最高水準能力誇った機体であった

しかし、本来の用途である対潜哨戒機としての能力は、潜水艦探知手段が「着水してディッピングソナー海中垂らす」という旧態依然とした方式であったことから、(仮想敵であったソ連潜水艦能力向上に対応できたとは言えず、陸上機であるP-2P-3後塵を拝することになった
また、機体エンジントラブル多発し1989年退役までに6機が事故失われ合計30名もの死者を出すなど、必ずしも成功したとはいえなかった。

結局本機は、1980年調達打ち切りとなるまでに23機が生産されたのみに留まったが、その後派生型として捜索救難型のUS-1開発され、更にこれをベースとして2000年代にはUS-2発展していくことになる。

スペックデータ

派生型


PS‐1

分子式C10H19NOSe
その他の名称2-Pentyl-4-methyl-5,6-dihydro-4H-1,3-selenazine-4-ol、PS-1
体系名:2-ペンチル-4-メチル-5,6-ジヒドロ-4H-1,3-セレナジン-4-オール


PS-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 02:48 UTC 版)

岩国航空基地にて保存されているPS-1(5813号機)


  1. ^ 「四次防で救難専用機 海上自衛隊汚名返上へ」『朝日新聞』昭和45年(1970年)3月27日、12版、15面
  2. ^ 着水失敗一人不明 岩国沖で自衛隊の飛行艇『朝日新聞』1977年(昭和52年)4月7日、13版、23面
  3. ^ 12人死に1人不明 不明自衛隊機 山中激突、バラバラ『朝日新聞』1978年(昭和53年)5月18日夕刊、3版、11面
  4. ^ 『Aerospace directory : wing international. 1969』Koku Shimbun Sha、1969年、29-31頁。 
  5. ^ 帆足考治『のりもの選書19 世界の海を渡った豪華絢爛の翼 飛行艇の時代』イカロス出版、2005年、141,143頁。ISBN 978-4-87149-737-4 



PS/1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 08:44 UTC 版)

IBM PS/1(IBMぴーえすわん、英語: IBM Personal System/1)は、IBMが1990年から発売した、個人向けのパーソナルコンピュータのシリーズ。なお、日本では発売されず、代わりにIBM PS/Vが発売された。




「PS/1」の続きの解説一覧

PS1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 02:44 UTC 版)

PS1

ps1

PSI





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「PS-1」に関係したコラム

  • FXのチャート分析ソフトMT4で10分足や2時間足などを表示するには

    FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)では、次の時間足の表示ができます。ティック1分足5分足15分足30分足1時間足4時間足日足週足MT4では、10分足や1...

  • 世界の株価指数一覧

    株価指数は、証券取引所に上場している銘柄を一定の基準で選出し、それらの銘柄の株価を一定の計算方法で算出したものです。例えば、日本の株価指数の日経平均株価(日経平均、日経225)は、東京証券取引所(東証...

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「PS-1」の関連用語

PS-1のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



PS-1のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPS-1 (改訂履歴)、PS/1 (改訂履歴)、PS1 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS