自重とは? わかりやすく解説

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自重

読み方:じじゅうじちょう

自重(じじゅう)とは、物体地球の重力によって引き下げられる力、またはその状態を指す言葉である。物体地球引き寄せられる力は、物体質量地球の重力加速度比例する。この力が物体に働くことで、物体地表向かって動き、これを自重と呼ぶ。 また、自重という言葉は、人間行動に対して用いられる自分行動言動に対して自己制御節度を保つことを「自重する(じちょうする)」と表現する。この場合の自重は、自分自身行動他人に与え影響考え適切な行動をとることを意味する現代では、特にネット上でコミュニケーションにおいて、「自重」の意識求められることが多い。ネット上で匿名性保たれやすく、自己の行動他人に与え影響軽視しがちであるため、自重の意識はネットエチケットの一部とも言える

自重

読み方:じじゅうじちょう

「自重」の意味・定義

自重には「じじゅう」および「じちょう」という2つの意味読み方がある。(一)じじゅう」は、物そのもの重量のことである。(二)じちょう」は、軽はずみなことをしないよう注意すること、言動を慎むことである。

自重(じじゅう)とは

自重(じじゅう)は「自らの重さ」のことであり、自重(じちょう)は「自ら重んじるということである。おのずから「自重」は名詞で「自重」は動詞動名詞であることがわかる。

フィットネス関連でしばしば言及される自重トレーニング」は「じじゅう」と読む方の自重である。これは錘(ウェイト)を用いず自分体重のみを負荷として利用するウェイトトレーニングのことである。

自重(じちょう)とは

自重(じちょう)は、ネットスラングとしては「そういう軽薄な)ことはするものではない」といって相手諌める場合用いられることが多い。文脈によってニュアンス多種多様であるが、たとえば「出過ぎたまねをするな」「やめろ」「それは言い過ぎである」といった含み込められていることがある

自重(じちょう)の類語・類義語

自重(じちょう)と似た意味の言葉に「自粛」や「自制」が挙げられる

自粛」の「粛」には「つつしむ(謹む)」という字義があり、その意味では「自重」とほぼ同義といえるが、「粛」には「厳か」「厳しくする」という意味もあるためか、「自重」よりも強く厳格な(「禁止」に近い)ニュアンス用いられる

自制」は「自らを制するということであり、主に感情欲望起因する言動理性道徳心によって抑え込むことを指す語として用いられる

じ‐じゅう〔‐ヂユウ〕【自重】

読み方:じじゅう

自分体重。「—トレーニング

船舶・車両構造物などの、それ自体重量


じ‐ちょう【自重】

読み方:じちょう

[名](スル)

自らを重んじること。自分品性保ち卑下しないこと。自尊

自尊—苟(いやしく)も卑劣な事はできない」〈福沢福翁自伝

言動慎んで軽はずみなことをしないこと。「好漢—せられたし」「隠忍—」

自分健康に注意し大切にすること。自愛。「なにとぞご—ください


自重

読み方:ジチョウ(jichou)

自分自身慎んで軽々しい言動とらないこと


自重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/01/05 12:06 UTC 版)

自重(じじゅう・じちょう)




「自重」の続きの解説一覧

自重

出典:『Wiktionary』 (2021/10/02 09:33 UTC 版)

名詞1

 じじゅう

  1. そのもの本体だけの重さ

名詞2

 じちょう

  1. 自ら品位保つこと。
  2. 自愛すること。

動詞

活用

サ行変格活用
自重-する

「自重」の例文・使い方・用例・文例

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