ウエート‐トレーニング【weight training】
ウェイト・トレーニング weight training
ウエイトトレーニング
(ウェイトトレーニング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 06:24 UTC 版)
ウエイトトレーニング(Weight Training)は、筋力トレーニングの1種目。バーベル、ダンベル、マシンまたは自重などを使い筋肉に負荷をかけて体を鍛える行為。主に筋力の増大や、それに伴う筋肉の増量を目的とするトレーニングの総称。
- ^ a b 小山裕史『新・トレーニング革命』 1992年 講談社
- ^ 日本体育協会
- ^ 味の素ナショナルトレーニングセンター
- ^ 『臨床整形外科』2015年9月号「世界と戦うために 全日本柔道における筋力トレーニングの現状と未来への提案」紙谷武 柏口新二
- ^ 増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』
- ^ NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀 イチロースペシャル』での本人へのインタビューより。
- ^ 窪田登『ウイダー・トレーニング・バイブル』 森永製菓株式会社健康事業部
- ^ 山本義徳『体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング』 永岡書店
- ^ 『かっこいいカラダ the best』 ベースボールマガジン社
ウェイトトレーニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:56 UTC 版)
日本に本格的な筋力トレーニングが伝えられたのは、1900年頃であり、柔道の創始者である嘉納治五郎の功績が大きかったと言われている。嘉納は「柔道の創始者」のみならず、「日本近代筋力トレーニングの父」とも呼ばれている。 嘉納は、世界でのIOC委員としてのオリンピック活動や柔道の普及活動を行う中で渡欧中、ヨーロッパにて近代トレーニングの父と呼ばれるユージン・サンドウが著した筋力トレーニングの書籍『Sandow's System of Physical Training』(1894)に出会い共鳴している。その効用を実感した嘉納は講道館の雑誌「國士」にて連載し紹介した。当時この連載は好評となり、1900年には嘉納は『サンダウ体力養成法』を造士会から出版するに至っている。嘉納は柔道界のみならず国民へもその体力養成法を推奨し、サンドウが体操に用いた手具(鉄亜鈴)などの販売、宣伝も行った。 また1933年(昭和8年)、IOC委員としてウィーン会議に出席していた嘉納はその帰途、オーストリアから正式なバーベル一式を購入、輸入した。このバーベルは、当時、東京・代々木にあった文部省体育研究所に運ばれ、ウエイトリフティングの技術研究と練習が行われ、普及のための講習会も開かれた。 嘉納の活動・翻訳本は日本のボディビル界の祖、若木竹丸などにも影響を与え、若木がウエイトトレーニングに目覚めたきっかけにもなっている。柔道家木村政彦などもその先見性から若木からウェイトトレーニングの指導を受けている。
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