JIS X0213とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > JIS X0213の意味・解説 

ジスエックス‐ゼロにいちさん【JIS X 0213】

読み方:じすえっくすぜろにいちさん

平成12年2000)にJIS日本産業規格)で定めた符号化文字集合規格規格番号はJIS X 0213:2000通称JIS2000)。前身となるJIS X 0208拡張しJIS第3水準1259字、第4水準2436字を含む4344字を追加上位互換性をもつ。

[補説] 平成16年2004)に第2次規格JIS X 0213:2004通称JIS2004)に改正168字の字形変更JIS第3水準への10字の追加が行われ、非漢字1183字も含め合計1万1233字の字形規定された。平成24年2012)に第3次規格JIS X 0213:2012改正。→JIS漢字


JIS X 0213

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 09:07 UTC 版)

JIS X 0213は、JIS X 0208:1997を拡張した日本語用の符号化文字集合を規定する日本産業規格 (JIS) である。規格名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合」である[1]


  1. ^ [新漢字則 (JIS X 0213:2004)] にあるイオが作成した「Windows 9x/NT を JIS X 0213 対応にするパッチ」はそのような実装が行われている例である。
  2. ^ メイリオ」、「MS ゴシック3書体(MS ゴシック、MS Pゴシック、MS UI Gothic)」および「MS 明朝2書体(MS 明朝、MS P明朝)」がJIS X 0213:2004対応フォントである。
  3. ^ 2007年10月に公開したIPAフォントVer.2からJIS X0213:2004に準拠した。詳細はIPA フォント新シリーズの公開 (PDF) (2010年3月7日時点のアーカイブ)を参照。



JIS X 0213

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:42 UTC 版)

JIS X 0208」の記事における「JIS X 0213」の解説

JIS X 0213(拡張漢字)は、JIS X 0208漢字集合拡張した漢字集合規定する規格票解説によれば、この文字集合は「JIS X 0208当初符号化意図していた現代日本語符号化するために十分な文字集合提供することを目的として設計された」ものであるJIS X 0208とJIS X 0213は併用されない。JIS X 0213の漢字集合は、JIS X 0208漢字集合表現できるすべての文字を含む、非漢字1,183文字および漢字10,050文字合計11,233文字からなり、JIS X 0213に規定され符号運用される。 JIS X 0213は一見するとJIS X 0208規定され符号化文字集合の上互換符号化文字集合規定または参考として提供しているように見える。しかし厳密にはJIS X 0213はJIS X 0208の上互換ではない。これはJIS X 0213の原案作成委員会認めるところである(JIS X 0213:2000規格票解説5.3.2、JIS X 0213:2000/追補1:2004規格票解説3.2.2)。 JIS X 0213がJIS X 0208の上互換でないというのは、JIS X 0213ではJIS X 0208一部区点位置について包摂分離おこなわれたというところによる。すなわちJIS X 0208において明示的に包摂されて一つ区点位置表現されていた相異なる字体対し、JIS X 0213ではそれぞれ独立の面区点位置与えられている場合がある。このためJIS X 0208符号によって符号化されたデータがJIS X 0213の符号変換できないことがある。 例えJIS X 02083346点(僧)には、「人偏に曽」の字体、「人偏に曾(第1画および第2画は「八」)」の字体および「人偏に曾(第1画および第2画は「ソ」)」の字体包摂されている。JIS X 0213ではこれについて包摂分離おこない1面3346点に「人偏に曽」および「人偏に曾(第1画および第2画は「ソ」)」を包摂して、1面14区41点を「人偏に曾(第1画および第2画は「八」)」とした。したがってJIS X 02083346点をJIS X 0213に移す際に、1面3346点と1面14区41点のいずれに移すべきかが機械的に定められない。 もっとも、現実にはJIS X 0208のm区n点とJIS X 0213の1面m区n点を一対一対応させることがおこなわれていて、それによって大きな混乱生じていない。大きな混乱がない理由としては、多く書体JIS X 0208例示字体ならった字体採用してきたこと、利用者多く包摂規準存在意識していないことなどが考えられる

※この「JIS X 0213」の解説は、「JIS X 0208」の解説の一部です。
「JIS X 0213」を含む「JIS X 0208」の記事については、「JIS X 0208」の概要を参照ください。


JIS X 0213

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 13:41 UTC 版)

五十音順」の記事における「JIS X 0213」の解説

JIS X 0208と同じ並びだが、「ヶ」の後に「カ゚〜コ゚」「セ゚」「ツ゚」「ト゚」が追加されている。

※この「JIS X 0213」の解説は、「五十音順」の解説の一部です。
「JIS X 0213」を含む「五十音順」の記事については、「五十音順」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「JIS X0213」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「JIS X0213」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JIS X0213」の関連用語

JIS X0213のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JIS X0213のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJIS X 0213 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのJIS X 0208 (改訂履歴)、五十音順 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS