アイ‐エフ‐エー‐ビー【IFAB】
読み方:あいえふえーびー
国際サッカー評議会
(IFAB から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/05 14:55 UTC 版)
自立法人(スイスの法律)国際サッカー評議会(こくさいサッカーひょうぎかい、International Football Association Board)は、サッカーのルール(サッカー競技規則)の制定など、サッカーに関わる重要事項を決定する機関。略称はIFAB。IFABで決定された規則は、FIFAに所属する協会の全ての国際試合および国内試合で適用される[1]。IFABの本部は、国際サッカー連盟(FIFA)の本部と同じスイスのチューリッヒに在所する。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 国際サッカー評議会(IFAB)の役割・組織・会議とルール改正手続き・歴史等-FIFA公式HP2018年3月22日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j サッカー競技規則2017/18-日本サッカー協会公式HP
- ^ “ビデオ判定を「サッカーのルール」に組み込むことを可決。ロシアW杯でも使用へ” (日本語). フットボールチャンネル (2018年3月3日). 2018年3月4日閲覧。
- ^ a b c d サッカー競技規則2016/2017日本語版
- ^ a b c d 競技規則の解釈と審判員のためのガイドラインP138~P142 国際サッカー評議会(IFAB)の規約-1993年2月承認
- ^ a b 大住良之 (2009年2月27日). “連載企画:「日本サッカー世界への挑戦」69.サッカーのルールはどのようにつくられているか”. NIKKEI NET (日本経済新聞社). オリジナルの2009年3月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ 松岡完著『ワールドカップの国際政治学』P104
- ^ “No.181 より面白く、ルールも進歩”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト (1997年2月24日). 2012年5月18日閲覧。
- ^ サッカー競技規則2015/2016日本語版、サッカー競技規則2016/2017日本語版
- ^ “ビデオ判定を「サッカーのルール」に組み込むことを可決。ロシアW杯でも使用へ” (日本語). フットボールチャンネル (2018年3月3日). 2018年3月4日閲覧。
- 1 国際サッカー評議会とは
- 2 国際サッカー評議会の概要
- 3 歴史
- 4 脚注
IFAB
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「サッカーの審判補助システム」の記事における「IFAB」の解説
IFABは2017年6月1日から3日間の日程でチューリヒで第4回のワークショップ開催。2017夏からの各コンペティションでのテスト開始を前にこれまでの各組織のテストデータから情報を共有、プロトコルとアプリケーションの改良についての議論が行われた。IFABのテクニカル・ディレクター David Ellerayはこの直後に行われたフランス - イングランドの練習試合でフランスのRaphael VaraneがVARの助言によって退場処分になったケースを受け、「VARsの最大の問題は介入が多すぎること。あまりに多くの出来事にレビューやチェックを行い、あまりに多くの状況で主審にレビューを勧めている。明確な誤審にだけ集中することが行われていない」とテストの現状が想定されていたものではないと認めた。 IFAB事務局長 Lukas Brudは11月初めに「ここまでの結果を考えれば、我々IFABとしては3月にビデオ・アシスタントを競技規則に導入し、定義する結果になるだろう」とテスト結果への手応えをコメント。ブンデスリーガで介入基準を巡る問題が起き、チャレンジ制度を求める声が多く出ていることについては「我々がしたいのは審判を守ることであり、疑問を挟むことではない。それは適切なアプローチではない。チャレンジ制度がフットボールに用いられることは無いだろう」と語った。12月にもBrudはドイツ・メディアに対し、ドイツで望まれているスタジアム・スクリーンに判定映像を映すことを許可するために、VARルールで「小さなコース変更」をする意向を示した。 IFABは1月22日にZurichで行われた年次事務会議(ABM)で世界20以上のコンペティションが参加して公式戦800試合以上以上で行われたテスト結果を審査、公表した。チェックシーンは3,947回(1試合平均では5回以下)、平均チェック時間は20秒。VARのレビューによる最終判定にかかる時間は平均39秒、オン・フィールド・レビューによる判定にかかる時間は70秒で、平均レビュー時間は60秒。68.8%の試合でレビューが無く、「明確な誤審」は3試合に1回。このテクノロジーによって「試合を変える重大なシーン」での判定の正確さは93%から98.9%へ引き上げられており、明確な誤審が修正されなかったのは20試合に1回(5%)とポジティブな結果を得られているとし、3月の総会で導入承認を提案することで合意した。また、事実に基づく判定は主にVARの助言だけで修正され、主観的な部分のはる判定でオン・フィールド・レビューが用いられるが、テストに参加した各コンペティションの見解では「主審が見ていたかよりも、重大な判定は主審が見るべきという理由」でOFRが好まれており、さらにOFRでは主審は全ての情報を選手に説明する必要があるため、判定の修正に便利という認識が持たれていることが説明された。さらにチャレンジ制度を用いないことについては「全てのレビューすべき可能性のある出来事はVARによって自動的に『チェック』されるのでコーチや選手がチャレンジを要求する必要は無く、どのように行うかの実践的な困難さと、より重要な理由としてVAR制度導入の導入は公平さを増すことであり、チャレンジ制度は明確な誤審を修正できないマイナスに繋がる」と説明している。またヴァーチャル・オフサイド・ラインのテストについては「オフサイド・ポジションのチェックは最も難しい作業の一つ。いくつかのテストでは複数のVARシステムのプロバイダーが複数のアングルから非常に正確なヴァーチャルラインを画面上に引けることが示されている」と、テスト継続を発表した。 IFABは2018年3月3日のIFAB年次総会において、1000試合以上のテスト結果とKU Leuven大学による分析結果を受け、VAR制度のルール導入と、プロトコル、原則、必要要件、制度実施の際のアドバイス、使用許可を得るための厳しい承認プロセスを記したVARハンドブックの草案を満場一致で可決した。3月27日・28日にはロンドンでルール導入後初のワークショップが行われ、世界各地から65の組織が参加。27日のWembley stadiumでの練習試合 イングランド - ドイツ戦も材料に、主にMLSとDFBでの経験がフィードバックされた。
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IFAB
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「サッカーの審判補助システム」の記事における「IFAB」の解説
2019-2020シーズン前の競技規則改定でPKが行われるまでGKはゴールライン上に片足を残しておかなければならないとルールが変更され夏のFIFAの大会ではVARの介入で厳格にGKの早い飛び出しが罰せられた。しかしUEFAやイングランドFAがシーズン前に「甚だしく、明確でなければVARは介入せずピッチ上の審判団の判断を尊重する」と発表したことで、IFABは8月21日に各協会、連盟に改めて文書を送り、ルールを厳格に守るように要請した。
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