各組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 13:55 UTC 版)
業務部 通常の図書館業務担当の部署。業務部員が所属する。本の配架やレファレンスなど司書関係の仕事を担当する。 防衛部 防衛業務を担当する部署。防衛員が所属する。図書館および関連施設の警備や、蔵書の破損・盗難などに対する警戒業務、検閲抗争や良化法賛同団体のテロ行為に対する防衛戦を主な任務としている。 通常装備は特殊警棒、手錠、拳銃 (SIG P220)。図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース) 通常図書館業務から大規模制圧戦まで、全業務に精通する精鋭部隊。関東図書隊では50名強の図書特殊部隊員が所属している。 5 - 6名ごとの班(堂上班は4名構成)で平時は基地に駐屯し、市街哨戒のほか各図書館の要請に応じて出動する。図書館業務のほかにも戦闘訓練などを行っており、班ごとにローテーションでシフトを組んでいる。 図書館で起きる事件(痴漢や窃盗)に関しては、即座に不審人物や犯人の確保に努めるために、囮捜査を実行することもある。 防衛部のなかでもずば抜けた高い能力を持つ者が揃い、適性や資質なども選抜基準に含まれる。そのため防衛部である程度の経験を積んでから転属になるのが普通で、郁と手塚の両名が新人訓練終了後に直接配属されたのは異例である。 主な個人装備は、防衛員の装備に加え64式7.62mm小銃、89式5.56mm小銃、9mm機関けん銃である(弾は弱装弾を配備)。任務によっては無線機やファーストエイドキットの携行、防弾仕様の大盾を使用することもある。その他UH-60JAヘリコプターや化学兵器によるテロを想定した防護服なども配備されている。 戦闘時には防衛員、図書特殊部隊員ともに機関けん銃または自動小銃を装備し、派生作品によるとオリーブドラブ色の戦闘服に戦闘用ヘルメットとボディアーマー、エルボーパッドとニーパッドを着用するスタイルが基本である。アニメ・映画版では、ヘルメットの上にゴーグルも装着している。 後方支援部 蔵書や戦闘装備の調達整備、その他物流一般を担当する部署。管理職以外は一般の商社にアウトソーシングしており、アウトソーシング人員の階級は部内に限定される。 総務部 図書隊人事などを管轄する。柴崎麻子が所属している。 図書大学校 図書隊制度発足と同時に設立された図書隊附属教育機関(大学ではなく大学校なのもこのため)。開校後10年で閉校。辞職する司書が続出した当時、優秀な図書隊員を早期育成する目的で発足した。学生は在学中から準図書隊員としてOJTを受け、卒業後は成績によって直ちに三等図書正または図書士長に任命された(正化31年現在は、大卒者は一等図書士・高卒者は二等図書士が初任階級となる)。堂上と小牧の両名は図書大学校最後の卒業生に含まれる(卒業と同時に三等図書正に任官)。閉校理由は目標人員数が確保できたためとされているが、これについては種々の噂が囁かれている。 情報部 実験構想中の情報機関。 小説に名称のみ登場する部署 法務部 施設整備部
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