Bay Lagoon Racing
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:33 UTC 版)
「レーシングラグーン」の記事における「Bay Lagoon Racing」の解説
藤沢一輝が2年前に結成した、ベイラグーン埠頭を拠点とする新興チーム。メンバーは元々ガソリンスタンド「GS MILAGE」のバイト仲間だったが、薄給のため難馬恭司以外のメンバーはすぐに辞めてしまった。通称「BLR」。なお、本作における「GS」とは「Gasoline Stand/Gas Station」の略であると同時に、「Game Save」の略でもある。 赤碕 翔 (あかさき しょう) 本作の主人公(名前は変更可能)。7月31日生まれ、18歳、血液型A型。初期の搭乗車種は、藤沢から安く譲り受けた白/黒ツートンの86-Lev。 感情の起伏が乏しく、詩的な独白を所構わず始める特異な性格の持ち主。口癖は「冗談じゃねえ……」。 藤沢に天賦の才を見込まれBLRに加入。デビュー戦以降、ルーキーらしからぬ活躍ぶりで順調に戦績を伸ばしていたが、HAKONEへの遠征の頃から「謎の声」が聞こえ始め、次第に自身の忌まわしい過去が明らかになってゆく。 藤沢 一輝 (ふじさわ いっき) 赤碕が尊敬するBLRのリーダー。4月10日生まれ、23歳、血液型O型。搭乗車種はシルエットフォーミュラ を髣髴とさせる赤/黒ツートンのRS2000turbo。 現在の「横浜最速の男」。南横浜のUORの全クラスを一晩で制覇したという伝説を持つ。 元々はHAKONEの走り屋だったが、当時の師匠である織田真学から聞いた「横浜最速伝説」に興味を抱き、虎口美春との「箱根の皇帝」の座を賭けたバトルにわざと負け峠を降りた。圧倒的な速さとカリスマ性でチームを牽引し、メンバーたちの精神的支柱でもあったが、難馬の死を境に、何かに追われているかのような不安と焦燥感に苛まれるようになる。 横浜GP決勝戦後、赤碕にタイマンバトルを申し込み、バトルの最中に事故を起こして病院に運ばれる。 難馬 恭司 (なんば きょうじ) GS MILAGEに勤務するBLRのNo.2。5月27日生まれ、20歳、血液型A型。搭乗車種は青/黒ツートンのSeven-RX。 10年前に事故で亡くなった、有名なロータリー乗りの兄の影響を受けて走り屋になった。地道な努力の積み重ねによってテクニックを身につけた真面目な性格と、面倒見の良い気さくな人柄で人望も厚かったが、「YOKOHAMA GP(横浜グランプリ)」の出場権を賭けたBLRの代表決定戦が近づくにつれて思いつめたような表情を見せることが多くなり、徐々に彼らしさを失ってゆく。 代表決定戦で赤碕に敗れた後行方をくらまし、赤碕の前に再び現れた時には痩せこけた顔を見せ、不気味なエアロを装着したSeven-RXに搭乗。別格の走りを見せるも、赤碕を振り切った後に横浜港の岸壁から車ごとダイブ、YOKOHAMA GP横浜地区予選後に遺体となって発見された。 鈴木 由佳 (すずき ゆか) BLRのマスコットガールにして本作のヒロイン。7月7日生まれ、18歳、血液型B型。 搭乗車種はMicro-GTだが、エンジンをX-FOURに搭載されている714-X4に換装している。ボディカラーは「Brown Sugar」と呼ばれるブラウン系(実際はピンク系)のツートン。 走り屋としての成長に限界を感じており、BLRの代表決定戦を前にメカニックを目指す決意をし、「BODY SHOP MURAOKA(板金屋ムラオカ)」の村丘吾郎に弟子入りする。 他チームのメンバーから「アイドル」と呼ばれたり、山田から(一方的に)好意を寄せられたりするなど、設定上は「かわいい」ということになっているが、実際は(悪い意味で)何とも言えない顔立ちをしており、ファンの間でも度々ネタにされている。 山田 健三 (やまだ けんぞう) BLRのムードメーカー的な存在で、語尾に「~じゃんか」をつけて話す生粋の横浜市民。2月14日生まれ、18歳、血液型AB型。搭乗車種は、廃車同然のポンコツを自ら修理したCVC1600(SiR)。ボディカラーは、ホンダ車専門のチューニングメーカー・SPOONの競技車両を思わせるライトブルー/イエローのツートン。 自らサスペンションや軽量化ドア、バケットシートを作ることからDIYの心得はある模様。 同い年の赤碕に対して一方的に対抗心を燃やしているが、他チームのメンバーから「BLRの最遅野郎」と罵られたり、AT車にもかかわらず頻繁にエンストを起こしたりするなど、ドライビングの才能はない。 PICK UP シケイン(通称:ナンパシケイン)の常連でもあったが、自分の才能をごまかして通うことに虚しさを感じ始め、卒業を決意。
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