Ableとは? わかりやすく解説

able

別表記:エイブル

「able」とは、~することが出来る・有能な人たちのことを意味する表現

「able」とは・「able」の意味

ableとは「~することが出来る」という意味を表すときに使われる英単語であり、品詞形容詞である。また「the able」という形をとり「有能な人たち」という意味で使われる場合もある。加えて、ableには接尾辞として機能もあるため、他動詞名詞といった他の単語付帯して新たな語を形成するという働きもある。派生語動詞形「enable」である。以下にableの主な意味を挙げている。

形容詞able】
・(叙述的用法として)~することが出来る、~し得る
有能な腕利き

接尾辞として用法
~できる、~に適応する~に足る、~を好むといった意味を接続する単語に付け加え形容詞としての働きを持つ単語形成する
例として、「eatable」や「comfortable」などが挙げられるeat~を食べる)という動詞にableを組み合わせることで「食べられる」、同様にcomfort(快適)という名詞付帯することで「快適な」という意味の語を形成することが出来る。

「able」の発音・読み方

ableの発音記号はéiblである。音節区切ると「éi/b/l」となる。読み方は「エイブル」と発音される

「able」の比較級・最上級

「able」の比較級はabler 、最上級はablestである。しかし、このような単語を使うよりもmoreやbettermost使用して比較表現を表すことの方が多い。以下にいくつか例を挙げる

She is more able than I am.「彼女は私よりも能力がある」
She is the most able teacher in our school.「彼女は私たち学校で最も有能な先生だ」
・He is best able to organize the summer festival.「彼が夏祭りを一番うまくまとめることができる」

「able」の語源・由来

ラテン語 habilemに由来単語である。これがabileという古期フランス語となり、そこから「able」という英単語派生した考えられている。ラテン語のhabilemとは、ラテン語の動詞 habēre (持つ、つかむ)という語から派生した形容詞であり「持てる」という意味を示す言葉である。古期フランス語abileは「出来る」という意味の単語であったちなみに形容詞とてしてのableと接尾辞としての-ableの語源は、厳密に異なるものである考えられている。

「able」と「can」の違い

canとableは、どちらも「~出来る」という可能の意味を表すものである。しかしその単語特性上、どちらか一方しか使えない場合両方使えるという場合がある。また使用するシーンによっては、どちらの単語使って文法問題はないもののそれぞれの単語が持つ意味のニュアンス微妙に異なるため、どちらか一方使ったほうが「より適切である」というパターンもある。

can、ableどちらも使える場合


現在形で「〜できる」を表す場合には、基本的にcanとableどちらも使うことが可能である。ただし、口語においてはcanが使われる場合がほとんどであり、ableが使われることは稀である。

・She can speak six languages.
She is able to speak six languages.
どちらも「彼女は6か国語話せます」という意味だが、使用される頻度はcanが多い。

can を使う場合


受動態場合主語生物以外ののである場合にはableとcanの両方使えたとしても、canが使われるパターンが多い。

Tickets can be purchased at ABC shop. 「チケットはABCショップ購入することができます
・This conference room can accommodate up to 500 people. 「この会議室500人まで収容することができます

ableを使う場合


canには未来完了を表す形がなく、また他の助動詞直後用いることができないという文法上の特性があるためこの場合にはableが使われる

「able」を含む英熟語・英語表現

ableを含む英熟語英語表現について説明を以下に挙げる
・an exchangeable value交換価値
to be able to endure我慢できる

「be able」とは


be ableとは「できる」という意味のほか「都合がつく」という意味で使われる言葉である。

「be able to」とは


be able toは、canと同じように「~出来る」という「可能の意味」を表す語である。以下にbe able to使い方の例を挙げる

助動詞一緒に使う場合
I will be able to attend a budget committee next month.
「私は来月の予算委員会出席することができます
You must be able to speak fluent French if you want to get the job.
「もし君がこの仕事欲しいというなら流暢なフランス語話せなくてはいけない

不定詞 to後ろで使う場合
I want to be able to swim. 「私は(上手に泳げるようになりたい

完了形で使う場合
・She hasn't been able to seen lately. 「彼女はこのところ姿を見せない

過去行われた一回限り動作を表す場合
過去一度だけ行われたことを表す場合には、canの過去形であるcouldを使ってその意味を表す事が出来ない。必ずableを使って表現しなければならない
・He was able to find a job in Japan after graduating. 「彼は卒業後、日本仕事を見つけることができた」

「able」の使い方・例文

・He is an able CEO.「彼は有能なCEOだ」
She is able to teach English at school.「彼女に学校で英語を教え資格がある」
I was able to have a precious experience in this summer.「この夏、私は貴重な経験出来た

Able

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/01 06:53 UTC 版)

Able(エーブル、エイブル、アーベル)




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