413MHz帯及び454MHz帯を使用するもの
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「無線電話用特定小電力無線局」の記事における「413MHz帯及び454MHz帯を使用するもの」の解説
本項は、2000年(平成12年)4月27日現在の告示(内容は前項参照)を基に、無線設備規則のスプリアス発射等の強度の許容値に関する技術基準の改正を考慮した標準規格「RCR STD-31 空中線電力1mW以下の陸上移動業務の無線局(作業連絡用)の無線設備」4.1版(2005年11月30日)による。 特徴 工場・プラントなどの事業所構内、建設・工事現場などで使用していた作業連絡用陸上移動局が特定小電力無線局に移行したものである。親局と多数の子局との間で双方向同時通話を行うものが一般的で、親局が454MHz帯を子局が413MHz帯を使用しているものが多い。 技術的条件 周波数 同報通信方式、複信方式又は半複信方式用(96波)413.7000~414.14375 MHz(6.25kHz間隔72波、インターリーブ) 454.0500~454.19375 MHz(6.25kHz間隔24波、インターリーブ) 電波型式 F2D、F3E 空中線電力 1mW以下給電線の使用は可能である。 アンテナは絶対利得2.14dB以下でなければならない。 その他 通信時間の制限はなく、キャリアセンス機能も不要 これ以外の条件は、421MHz帯及び440MHz帯、422MHz帯を使用するものと同様である。 注意事項 周波数 子局の周波数は72波の内の任意の24波とされている為、メーカーや機種によっては交信できないことになるので導入前に周波数の確認が必要である。 チャネル番号 チャネル番号はRCR STD-20(RCR STD-31ではない。)に規定されてはいるが、実際にはメーカーや機種毎に異なり使用前には交信できるかの確認が必要である。 チャネル番号周波数備考チャネル番号周波数備考チャネル番号周波数備考チャネル番号周波数備考50 413.70000 子局用 74 413.85000 子局用 98 414.00000 子局用 122 454.05000 親局用 51 413.70625 75 413.85625 99 414.00625 123 454.05625 52 413.71250 76 413.86250 100 414.01250 124 454.06250 53 413.71875 77 413.86375 101 414.01875 125 454.06875 54 413.72500 78 413.87500 102 414.02500 126 454.07500 55 413.73125 79 413.88125 103 414.03125 127 454.08125 56 413.73750 80 413.88750 104 414.03750 128 454.08750 57 413.74375 81 413.89375 105 414.04375 129 454.09375 58 413.75000 82 413.90000 106 414.05000 130 454.10000 59 413.75625 83 413.90625 107 414.05625 131 454.10625 60 413.76250 84 413.91250 108 414.06250 132 454.11250 61 413.76875 85 413.91875 109 414.06875 133 454.11875 62 413.77500 86 413.92500 110 414.07500 134 454.12500 63 413.78125 87 413.93125 111 414.08125 135 454.13125 64 413.78750 88 413.93750 112 414.08750 136 454.13750 65 413.79375 89 413.94375 113 414.09375 137 454.14375 66 413.80000 90 413.95000 114 414.10000 138 454.15000 67 413.80625 91 413.95625 115 414.10625 139 454.15625 68 413.81250 92 413.96250 116 414.11250 140 454.16250 69 413.81875 93 413.96875 117 414.11875 141 454.16875 70 413.82500 94 413.97500 118 414.12500 142 454.17500 71 413.83125 95 413.98125 119 414.13125 143 454.18125 72 413.83250 96 413.98250 120 414.13250 144 454.18750 73 413.84375 97 413.99375 121 414.14375 145 454.19375 通話チャネルの組合せは、チャネル番号50~121までと122~145との間の任意である。 秘話機能などメーカー独自の機能については他社機種では動作が保証されない。
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