続縄文文化とは? わかりやすく解説

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ぞく‐じょうもんぶんか〔‐ジヨウモンブンクワ〕【続縄文文化】

読み方:ぞくじょうもんぶんか

本州弥生時代から古墳時代にかけての、北海道文化縄文文化と同様、食料採集基盤としていたのでこの名がある。のち、擦文(さつもん)文化移行


続縄文文化

読み方:ゾクジョウモンブンカ(zokujoumonbunka)

縄文文化に続く時代北海道地方中心とする文化


続縄文時代

(続縄文文化 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 05:07 UTC 版)

続縄文時代(ぞくじょうもんじだい)は、北海道を中心に紀元前3世紀頃から紀元後7世紀弥生時代から古墳時代)にかけて、擦文文化が現れるまで続いた時代で、続縄文文化に対応する。縄文時代から引き続くものとして山内清男により名づけられ、実際に連続する要素は多い[1]。 南部に恵山文化、中央部に江別文化、その終末期(5 - 6世紀、古墳時代中期から末期)の北大文化など、内部には地域と時代により異なる文化が含まれる。


  1. ^ この呼称は「稲作中心史観」の考え方、つまり、気候的条件からか水稲耕作を受容・摂取できずに、また、縄文文化から完全に抜け出せなかった状態を表している。関口明「文化は北から南から」23ページ(田端宏・桑原真人・船津功・関口明『北海道の歴史』山川出版社 2003年3月)


「続縄文時代」の続きの解説一覧

続縄文文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:30 UTC 版)

北海道」の記事における「続縄文文化」の解説

本州以南多数渡来人弥生文化担い手)が進出弥生時代移行するが、北海道には弥生文化水稲耕作)が伝播せず、続縄文文化が展開した本州弥生・古墳時代並行する続縄文時代は、紀元前2世紀から8世紀奈良時代頃まで続いた)。この文化は、北は樺太南端部、東は国後島択捉島、南は宮城県北部から新潟県にまで及んでいる。時期のはじめの土器東北北部土器亀ヶ岡文化)の影響及んだ恵山土器紀元前2世紀から3世紀までを恵山文化と呼ぶ。この文化弥生文化との交流を示す鉄器碧玉製の管玉が見つかっている。また、この文化の影響道央部に及んで江別土器出現する。この土器は後北式土器 とも呼ばれている。江別土器特徴とする江別文化紀元前1世紀から7世紀頃までで、サケ・マスの漁撈生業中心とした狩猟・採集経済である。この文化遺跡からソバ花粉緑豆種子検出されており、食用植物栽培されていたと考えられる

※この「続縄文文化」の解説は、「北海道」の解説の一部です。
「続縄文文化」を含む「北海道」の記事については、「北海道」の概要を参照ください。

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