第7統合任務部隊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第7統合任務部隊の意味・解説 

第7統合任務部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 15:36 UTC 版)

仁川上陸作戦」の記事における「第7統合任務部隊」の解説

東京会談のあった8月23日極東海軍司令長官ターナー・ジョイ中将英語版)は仁川上陸実行部隊、第7統合任務部隊(Joint Task Force Seven、JTF-7)を編成した。第7統合任務部隊はアメリカ第7艦隊旗艦ロチェスター)を基幹に、空母4隻(トライアンフフィリピン・シーヴァリー・フォージボクサー)、護衛空母2隻(バドエン・ストレイトシシリー)を擁し韓国イギリスフランスカナダオーストラリアニュージーランドオランダなどの艦艇260余隻で構成された。韓国からは哨戒艇4隻、掃海艇7隻が参加したアメリカ第7艦隊指揮官アーサー・D・ストラブル中将は、朝鮮半島水域から佐世保帰還した8月25日仁川上陸作戦実施命令受けた。ストラブルは第二次世界大戦中ノルマンディーレイテオルモックコレヒドールなど22の上作戦参加した経験持ちレイテ島の戦い以降マッカーサー協同作戦したことからマッカーサーはストラブルのことを信頼していた。 ストラブルは予定日まで20日間という短い期間で上陸作戦策定した。ストラブルは各軍間の調整行い9月3日上陸作戦統合一般計画「JTF-7作戦計画9-50基本計画JTF 7 Operational Plan 9-50)」を下達した。 第7統合任務部隊の編成第7統合任務部隊(Joint Task Force 7)ストラブル中将90任務部隊(TF-90) 攻撃部隊 AGC揚陸指揮艦×2AH病院船)×1、 AM(掃海艇)×1、 AMS機動掃海艇)×6、 APD高速輸送艦×3ARL揚陸艇修理艦)×1、 ARS修理救難艦)×1、 ATF艦隊曳船)×1、 CVE護衛空母×2CA重巡洋艦×2CL巡洋艦×3アメリカ海軍×1、イギリス海軍×2)、 DE護衛駆逐艦)×1、 DD(駆逐艦)×12、 LSD(ドック型揚陸艦)×5、 LSMR(中型揚陸艦×3PC沿岸哨戒艇)×4(韓国海軍)、 PCEC(護衛艇)×1、 PF哨戒フリゲート)×8(アメリカ海軍×3イギリス海軍×2ニュージーランド海軍×2フランス海軍×1)、 YMS(特務機動掃海艇)×7(韓国海軍)、 LST戦車揚陸艦)×47(内、 SCAJAP(日本商船管理局)×30)、他貨物船など合計約180隻 第92任務部隊(TF-92) 上陸部隊第10軍団第1海兵師団、第7歩兵師団韓国17歩連隊戦闘団91任務部隊(TF-91) 阻止援護部隊 CVL軽空母)×1、CL×1、DD×8 第99任務部隊(TF-99) 哨戒偵察部隊 AV水上機母艦×2AVP小型水上機母艦)×13 第77任務部隊(TF-77) 高速空母部隊 CV航空母艦)×2-3CL×1、DD×1479任務部隊(TF-79) 兵站支援部隊 AD駆逐艦母艦×2AE給兵艦)×1、 AF給糧艦×2AK貨物輸送艦)×1、 AKA攻撃貨物輸送艦×3AKL(軽輸送艦×3AO艦隊給油艦)×4、 AOG軽質油艦)×1、 ARG内燃機関修理艦)×1、 ARH重工作艦)×1、 ARS修理救難艦)×1、ATF×1 8月末釜山横浜神戸佐世保多数APA攻撃輸送艦)、 AKA攻撃貨物輸送艦)、 LST戦車揚陸艦)、LSD(ドック型揚陸艦)が集められた。第1海兵師団主力神戸、第7歩兵師団横浜第10軍団司令部佐世保に、それぞれ集結した上陸部隊乗船一週間ほどかかり、9月10日ごろから順次出帆した

※この「第7統合任務部隊」の解説は、「仁川上陸作戦」の解説の一部です。
「第7統合任務部隊」を含む「仁川上陸作戦」の記事については、「仁川上陸作戦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第7統合任務部隊」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第7統合任務部隊」の関連用語

第7統合任務部隊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第7統合任務部隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの仁川上陸作戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS