瀬戸島中学校野球部、瀬戸島元気ッズ
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「あきら翔ぶ!!」の記事における「瀬戸島中学校野球部、瀬戸島元気ッズ」の解説
敷嶋あきら(しきしま -) 本作の主人公。瀬戸島中学校分校の2年生。背番号は8→99(なんでも大きいものが好き、という理由から)。ポジションはセンターだが、軟式2回戦ではピッチャー、セサミ中戦では途中でキャッチャーを務め、帆足の球を受けた。決勝では途中からライト。右投げ右打ち。クラブチーム時の打順は4番で、背ネームは「AKIRA」。人気投票では連続1位。 チーム一の豪打者にして強肩の持ち主、また、水前寺と並ぶ俊足でもある。非常に守備範囲が広く、その強肩も相俟って野手としては超一流。また、対戦相手の特異な技術に対して型破りな対抗策を思い付くなど野球選手としての発想力も豊か。しかし、バッターとしては器用なタイプではなくフルスイングが信条である為、速球は得意だがスローボールにはめっぽう弱い(好きなコースは外角低め)。また、好不調の波が激しい。その肩の強さから剛速球の持ち主でもあり、時にピッチャーとして登板するが、コントロールはあまり良くない。 お好み焼き店に訪れると、注文するものは決まって「肉玉そば」 帆足暢浩(ほあし のぶひろ) 瀬戸島中学校分校の2年生。背番号は1→24。ポジションはピッチャー。左投げ左打ち。クラブチーム時の打順は3番で、背ネームは「HOASHI」。あきらと並ぶもう一人の主人公と言えるキャラクターだが、人気投票では1回目は水前寺に、2回目は須賀原に敗れ万年3位だった。 カーブ、シュート、スライダーなどの多彩な球種と巧みなコントロールによって打者を打ち取る優れたピッチャーで、球速もそれなりに速い。また、打者としても優秀で野手の間を抜くようなバッティングコントロールを得意とする。投手としても打者としても、あきらとは対照的な技巧派の選手。ただし、初期の頃はカーブを投げる時につま先が下を向くクセがあり、それで球種がばれるという弱点もあった。 家族は母親と妹がいるが、事情により別々に暮らしている。 鷹野亜子(たかの あこ) 瀬戸島中学校分校の2年生。背番号は10→P(背ネームは「AKO」)。右投げ右打ち。監督の娘で野球部のマネージャー兼外野手(軟式2回戦と決勝ではライト)。料理が得意。 野球部の選手が9名しかいないため、メンバーの負傷時に試合に出ることもある(クラブチーム移行後は背番号をPにしたことから、そのような設定はなくなったとみられる。ただし控えメンバーには入っている)。 新村孝(しんむら たかし) 駒が浦中学校から転校して来た、瀬戸島中学校分校の2年生。背番号は2→27(背ネームは「SHINMURA」)。右投げ右打ち。ポジションはキャッチャー。礼儀正しい性格で、チームメイトにも敬語を使う事が多い。彼が転校して来た事により瀬戸島中学校野球部は部員数が9名となり、全国大会予選に出場できる様になった。 増岡浩之(ますおか) 瀬戸島中学校本校の3年生。背番号は3。左投げ左打ち。ポジションはファースト。年齢制限からクラブチームには参加していない。 チーム一の長身。チーム内ではあきらに次ぐパワーヒッターで、すくい上げるようなアッパースイングが得意。 白浜司(しらはま) 瀬戸島中学校本校の3年生。背番号は4。右投げ右打ち。ポジションはセカンド。年齢制限からクラブチームには参加していない。 スピード狂の祖父の血筋の為か、速球には滅法強く、速球を目の当たりにすると目の色が変わる。 日永田稔和(ひえだ としかず) 瀬戸島中学校本校の1年生。背番号は6→8(背ネームは「HIEDA」)。右投げ右打ち。ポジションはショート。 余り目立たないが、ショートを務めるだけありあきらに次ぐ強肩の持ち主。 鬼木努(おにき つとむ) 瀬戸島中学校本校の2年生。背番号は5→3(背ネームは「ONIKI」)。右投げ右打ち。ポジションはサード。クラブチームでは1・2番を打つ。 ガッツあふれる瀬戸島ナインの中でも、それが一際目立つキャラ。 石鴨公次(いしがも こうじ) 瀬戸島中学校本校の2年生。背番号は7→14(背ネームは「ISHIGAMO」)。右投げ右打ち。ポジションはレフト。発明好き。 運動能力はそれ程高くないが、発明好きを活かして様々な特訓装置を開発している。 水前寺清隆(すいぜんじ きよたか) 瀬戸島中学校本校の2年生。背番号は9→00(背ネームは「SUIZENJI」)。左投げ左打ち。ポジションはライトだが、軟式2回戦と決勝はセンター。クラブチーム時の打順は1番で、鬼木が1番を打った時は2番。 アメリカ人と日本人とのハーフ(父親が日本人で母親がアメリカ人)で、幼少時はアメリカに住んでいたため英語が話せる。両親の他に妹がおり、金髪で母親似。 チーム一の俊足で、セーフティバントの名手。 磯尾なおき(いそお -) 瀬戸島中学校本校の1年生。背番号は10(背ネームは「NAOKI」)。右投げ右打ち。 全国大会予選決勝戦でのあきらのプレイに憧れ、野球部に入部。クラブチームでは年齢制限の為に抜けた白浜に代わりセカンドを務める。 瀬戸島一の釣り名人で、実家の民宿「魚処磯尾」で出す魚料理の魚はなおきが釣っている。 野球部に入るまではボールに触った事も無い野球初心者だったが、その分硬球に慣れるのが早く、ぐんぐんと上達して行く。帝釈ゴンズ戦では投げ釣りの要領を活かした独特の打法を編み出した。 反谷瓢六(はんたに ひょうろく) 別の中学校の2年生。背番号は6(背ネームは「HYO」。背番号と合わせて「HYO6」→ひょーろくと読ませる)。右投げ右打ち。通称は「ひょーろく」。 元々は福山ジュニアと言うクラブチームに所属していたが、瀬戸島の野球に感化されて瀬戸島元気ッズに移籍、年齢制限の為に抜けた増岡の代わりにファーストを務める。 チーム内では硬式野球のキャリアが最も長く、当初は監督の依頼でメンバーのコーチを務めた。 鷹野監督 瀬戸島中学校野球部、及び瀬戸島元気ッズの監督。亜子の父親。 「少年野球は子供達が楽しむもの」がモットーであり、試合中に指示を出すことは滅多に無い(特に犠牲バントを嫌う)。本業は寺の和尚。
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