法義・修行とは? わかりやすく解説

法義・修行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 22:59 UTC 版)

在家仏教 (河口慧海)」の記事における「法義・修行」の解説

「法」(dharma, 達磨, ダルマ)の三義第三部45章〜83章)。 1.自然現象」の義。「諸法」あるいは「一切法」と云う時は、「万象万有万物」の義。五蘊世間 - 色(物質)・受(感覚知覚)・想(想像)・行(意志)・識(知識) 衆生世間 - 五蘊によって生じ動物世界。「六凡四聖」の「十界」に分かれる六凡 - 天上人間修羅畜生餓鬼地獄 四聖 - 声聞独覚菩薩仏 国土世間 - 衆生住する処。大は日月星森羅万象、小は山川土壌市街村落。 2. 一切自然現象中に相続し、また相対して行われている「理法」の義。「業」(karma, 羯磨, カルマ)の原理。「六凡」が造るのが「不浄業」で、「四聖が行うのが「清浄業」。時間的原因結果相続」の原理善業悪業無記業の因果応報 - 十善十悪 種子貯蔵発生 - 自業自得自作自受(→如来蔵発菩提心自業共同業 業相続 - 順現受業順次受業・順後受業 空間的主客相対感応道交」の原理冥機冥応・冥機顕応・顕機顕応・顕機冥応 3. 理法依拠して凡夫仏陀となる「向上的方法」の義。出家解脱1. 道心起こす。 2. 二百五十条の具足戒受戒。 3. 三千威儀具足戒実行) 4. 禅定・入三摩地四諦十二因縁八正道証悟四向四果 5. 衆生化度教化済度)。 在家解脱1. 懺悔帰依三宝によって仏教信者となる。 2. 五戒保持し在家(ウパーサカ・ウパーシカ)となる。 3. 菩提心起こして十善戒菩薩戒)を保持して菩薩となる。 4. 十波羅蜜修め菩薩十地経て仏果を得る。

※この「法義・修行」の解説は、「在家仏教 (河口慧海)」の解説の一部です。
「法義・修行」を含む「在家仏教 (河口慧海)」の記事については、「在家仏教 (河口慧海)」の概要を参照ください。

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