道心とは? わかりやすく解説

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どう‐しん〔ダウ‐〕【道心】

読み方:どうしん

道徳心。「—に基づく行為

仏道修め仏果求める心。仏道帰依する心。菩提(ぼだい)心。

13歳または15歳仏門にはいった人。また一般に仏道帰依した人。「青—」


どうしん 【道心】

仏教用語仏道修めて悟り得ようとする心。その堅いことを道心堅固という。また仏門に入った人をもいい、その新参者今道心という。さめやすい道心を揶揄し薬鑵道心という(薬鑵の湯は鉄瓶湯よりさめやすいから)。②中国で、天理発露する本然の心をいう。私欲のない心。(『書経大禹謨』)

道心

読み方
道心どうしん

菩提心

(道心 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 03:55 UTC 版)

菩提心(ぼだいしん、: bodhi-citta)とは、さとり菩提,bodhi)を求める(citta)のこと[1][2]。または「生きとし生けるものすべての幸せのため、自分自身が仏陀の境地を目指す」という請願と、その実現にむけて行動する意図をいう[3]大乗仏教に特有の用語である[2]。菩提心は阿耨多羅三藐三菩提心の略とされ[注釈 1]無上道心無上道意道心ともいう[1][4]


  1. ^ 阿耨多羅三藐三菩提心に相当するサンスクリット単語は無いとする説もあり、それによれば、菩提心は「阿耨多羅三藐三菩提心へ向けて心を発す」という形で用いられるのが普通だとされる[2]
  2. ^ 発菩提心の短略とされることのある「発心」の原語は、もっぱら菩提(bodhi)を含まない cittôtpāda などである[8][要検証]
  3. ^ ベンガルボダイジュのサンスクリット名はニヤグローダ(nyagrodha)で、下に向かって生長する/長さ1(6feet)などの意味がある[10][11]
  1. ^ a b c 中村元 『広説佛教語大辞典』下巻 東京書籍、2001年6月、1528頁。
  2. ^ a b c d e 中村元ほか(編) 『岩波仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月、924頁。 
  3. ^ 斎藤保孝(著) 『チベット密教 修行の設計図』(第二刷)春秋社、2012年2月10日、116頁。 
  4. ^ a b c d 菩提心とは - マイペディア/コトバンク
  5. ^ 菩提心相 《貳》文殊師利問菩提經。
  6. ^ 酒井紫朗、「菩提心觀釋と菩提心離相論について」 『密教文化』 1948年 1948巻 4号 p.13-26, doi:10.11168/jeb1947.1948.4_13, 密教研究会。
  7. ^ a b 発菩提心(ほつぼだいしん)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年7月23日閲覧。
  8. ^ 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 「発心」。
  9. ^ バニヤン(バニヤン)とは - コトバンク / 世界大百科事典 第2版”. 朝日新聞社. 2017年7月1日閲覧。
  10. ^ 菩提心とは - マイペディア/コトバンク
  11. ^ न्यग्रोध (nyagrodha) - Spoken Sanskrit Dictionary.


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